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ドイツの旅6 [雑感]

 今回のドイツへの旅の目的は、ケルン大聖堂でイースターをこの目で見ることにあった。そのミサの内容をお伝えしたいと思う。



 前日の夜九時から前夜祭というか、復活したイエスを光に譬えるミサがあった。聖堂の外で採火して大小のローソクに灯し、それが暗闇の中のわずかな光となって、徐々に大聖堂を照らし出していく光景はひじょうに趣があるのだが(この模様はYouTubeで見ていて知っていた)、夜遅いということもあり、こちらへの出席は見合わせ早く寝ることにした。

 土曜日は晴れだったが、翌日は起きてみると、一転して雨がしきりに降っている。開始のどれくらい前に行けばいいか見当がつかなかったが、一時間前には大聖堂内に入れるように行動した。ケルン駅から大聖堂の入り口まではわずかな距離だが、傘をもっていないのでかなり濡れてしまった。入り口の係の人が、私たちの濡れた様子を見て何か言いたげな顔をしていたが、すぐに中に入る。検査か何かがあるのかと思ったが、何もなかった。昨年の夏、ローマに行ったときは、大きな教会には必ず銃を携行する軍人がいたし検査も受けたが、あれは、直前、バルセロナでテロがあったために市内全体で警戒態勢を敷いていたからだったのか? それともケルンの大聖堂が鷹揚なだけなのか?


 一時間前でも、ひょっとしたらもう満席なのではないかという不安もあったのだが、まだ人はまばらだった。前から4~5番目の列に座った。前方右手の小さな礼拝堂で別のミサが行われていた。何枚か写真を撮る。



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 暗闇にわずかにあざやかな光を通すステンドグラス。やはり教会の華だ。もっとも、ステンドグラスはドイツの教会の伝統にはないもので、戦後の空襲からの復興にともなってステンドグラスが加えられたときに批判が噴出したという。ドイツ人には華美だと映るのだろうか?




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 私たちの前列にいた御婦人方。ドイツ人だったが、たぶんケルン大聖堂は初めてだったのだろう、まるで「お上りさん」みたいにスマホで撮影していた。が、カシャカシャ撮っているうちに、聖堂の関係者から制止された。大ぴっらに撮影するのはまずいようである。見られるように、開始30分前ごろでも、まだだいぶ空席があった。



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 大聖堂の天井部分。写真からだと空間の奥行の感覚があまり伝わらないのが残念だが。




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 あと10分で開始というあたりでは、もうだいぶ席が埋まっている。前方のミサも終わり、そこに参列していた人々が移動してくる。席につけない立見の人がここかしこに目立ってくる。合唱隊の少年たちが前を横切る。プロの撮影家なのだろうか、許可をもらっているのだろう、しきりにシャッターを切っているが注意を受けない。司教らの登場で少し雑然とする中、大音量のパイプ・オルガンが鳴り出す。教会のパイプ・オルガンというと、もっとしめやかな感じなのかなと思っていたが、攻撃的とも思えるほどの大音量である。


 こうして、イースターのミサが始まった。参列してみていろいろな感慨を得たが、次回は、個人的な感想よりも、ミサの進行状況と内容の詳細を紹介することにしたい。








(つづく)









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