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記念日にちょっと贅沢 [雑感]

  
・膳菜 ばち子と唐墨
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・お椀 ふく白子丸鍋
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・お椀 九絵うしお椀 
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・造理 (銀皿) とろ 伊勢海老 さより 鯛 うに
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・焼物 新潟村上産松葉蟹
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・焚合 竹の子 ふき 南京 湯葉 赤ピーマン
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・御飯(赤絵四方皿) 黒毛和牛ヒレつけ焼
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・果実 プリン 苺 メロン ブルーベリー ラズベリー
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・御菓子 紅白きんとん
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・特別に書いてもらった品書
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結婚記念日を祝し「吉兆 西洋銀座店」で吉兆コースを堪能した。

  どの一品も忘れ難いが、このコースでしか見かけないこともあってか、はじめに出てくる「ばち子」が印象深い。「ばち子」とは、なまこの卵巣を干した珍味で、一枚作るのになまこ30個~50個が必要らしい。炙って食べるのだが、妙にしっとりした感触がたまらない。

  われわれとは別に、子供には寿司のコースを注文したが、彼もたいそう堪能していたようだ。やはり、家族そろっての記念日の食事はここにとどめをさす感じだ。








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憂鬱だった二日間 PART2 [雑感]

 今年も、憂鬱すぎる二日間、試練の二日間を何とかやり過ごすことができた。ちなみに、去年も同じことを記事にしている。
 
 憂鬱だった二日間 ・・・ http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2011-01-17


 一日中ひたすら辛抱するだけなのでおよそ記憶にとどめるべきことは何もないのだが、一年で最悪な時間をどのように始めたのか、朝の風景だけでも記録として残してみようかなと思った。二日とも、5時少し前に起きて駅に向かった。

 まだ暗い吾妻橋の風景。今年は寒いこともあって人影がほとんどない。

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 まだ暗い雷門通り。人間と同じように街そのものが眠っている。

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 誰もいない都営線浅草駅構内。やはり駅も一人ぼっち。まるで心象風景のよう。

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2012元旦 浅草寺周辺のたたずまい [雑感]

 毎年のことながら、一夜明けて、浅草寺周辺は激変する。

 混雑を恐れて、わが家は浅草神社の方に参拝することにしている。例年は、昼前ならばほとんど並ぶこともないのだが、今年は割りに長い列ができていた。





 浅草寺の方はこんな状態。写真は浅草寺東側の脇の出口。





 子供のためにバナナ・チョコを買う。なぜか正月の恒例になっている。





 他に二~三の祠にお参りしてから花やしきで30分ほど遊ぶ。これも正月恒例。





 煮込み通りの店は、午前中からもう酒を飲んでいる客で混んでいる。





 喫茶店に入って体を休めた後、オレンジ通りにさしかかると、これも例年のごとく、キリスト教の団体の人々がプラカードを掲げている。今年は、気合が入っているようで、かなり大勢いたような気がする。毎年気になるのだが、プラカードを持っている人は、なぜ一様に暗い顔をしているのだろう? まあ、大きなお世話だが。





 雷門近くの混雑。機動隊が手際よくさばいていた。仲見世は、バリケードが設置されていて横切るのは不可能になっていた。去年までは、さすがにバリケードの設置はなかったような気がする。





 「悔い改めなさい」。

 そうだな、今年はもうちょっと享楽的な部分は控えて、慎ましくしていようかな。晴耕雨読のような生活。もっとも、耕す畑などないので、どうしたらいいだろう? 











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2011大晦日 浅草寺周辺のたたずまい [雑感]

 大晦日、去年と同じように、子供と浅草寺周辺を散策。もう屋台が所狭しと並んでいた。だがもちろん決戦は夜である。夜に備えての仕込みを早くも開始している所もあったが。







(夜になって)

 5時すぎに、例年通り、蕎麦上人に予約した蕎麦をとりに行くために、やはり子供と出かける。弁天山は、もう除夜の鐘の準備はできていた。









 浅草寺境内の露天もそろそろ本番モードか? 





 境内から仲見世に廻ったが、いつもの土曜日と変わらない普通の混雑だった。



 

しかし、なんと、ここでカメラのバッテリが切れてしまった。例年通り、並木藪の行列や蕎麦上人のたたずまいを写そうとしたのだが、水泡に帰す。蕎麦上人から持ち帰った「せいろ3人前」と「ゆずきり3人前」。やはり、ここの「ゆずきり」は絶品だ。





 これだけでは何なので、最後に、仲見世で写した一枚を賀状代わりにして、今年の締めとさせていただく。












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年末恒例のお節の買い出し [雑感]

 毎年の年末恒例のお節の材料の買い出しに上野に出向く。12月28日の昼だった。

 恐らく混雑しているだろうアメ横はパスして、御徒町の吉池に行く。


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 細かいものは家の近くで買うことにして、この買い出しでは、生の筋子・子持ち昆布・あまえび・紅鮭のサーモン等を買った。事前にニュースで知っていたが、イクラも生の筋子も高かった。筋子は高い以前に数が少なかった。鮭の水揚げがないのだそうだ。

 
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 吉池から上野駅まで歩いて帰ったが、何の用もないのだが、アメ横をちょっとは通って行こうかという気持ちになるものだ。良く見ると少しずつ変わってはいるが、総体としてみると、通りの佇まいも人の様子も十年一日のごとく変わらないように見える。


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 例年ならば、どこを見ても荒巻鮭が並んで吊るされているのだが、やはり、どこの店でも鮭の存在感が薄いな。まあ、大したことではないけど。

 さて、この行きすぎる人波のように、人も時も移り変わり、やって来てはすぎ去っていく。やはり、年の暮れは、そんな当たり前のことがいつもよりも少しばかり痛切に感じられるものだ。


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浅草はもう正月気分 [雑感]

 気がつくともう年末。浅草寺境内で羽子板市が行われていたこの前の土曜日、仲見世をぶらり歩いた。
 混雑する仲見世はめったに歩かないのだが、たまには人ごみにまぎれるのも良しという気分になる。例年そうだが、12月の浅草にとってクリスマスは存在しないも同然で、一足飛びで正月の態勢に突入する。

 







 その日の晩の番組でたけしが、正月近くなると必ず各社のニュース番組が取り上げるネタの一つに、羽子板市の羽子板に今年はどんな芸能人が登場するかというのがあると面白おかしく指摘していたが、確かに大抵の人はそういうニュースのネタとしてしか知らないだろう。しかし、いざ間近で見ると、ほとんどの人は羽子板の綺麗さと物珍しさに見とれるばかりのようだ。ただし、見とれるばかりで、買う人を私は見かけたことがない。そういう意味で、まことに不思議な「市」ではある。










 個人的には、一年の仕事はもう手仕舞い、後は除夜の鐘を待つばかりとなった。とりあえずの感慨としては、ああ、また一年が経ってしまうのかということだけであるが。











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上野をちょっと散策 [雑感]

 ちょっと時間があったので、「連玉庵」でそばを食べてから、上野を散策した。嬉しいことに、「連玉庵」は相変わらずの風情だった。店に入ってこの「相変わらず」という感覚を感じ取れるのが私は好きだ。

 





 店を出て不忍池の方へ。不忍池はもう冬枯れの景色だろうなと思っていたら、まだ背の高い蓮(ハス)が池を覆い尽くしているではないか。やはり、暖かいせいなのだろうか?








 ところが、もっと近寄ってみると、ほとんど枯れかかっていることに気づく。もっとも、葉の緑には生命の兆候がまだ残っていた。自室にある水槽の水草を見ても感じるのだが、生命というものはそう簡単に滅ぶことはないものだ。およそ美的ではないが、なぜか見入ってしまう。

 





 背の高い蓮や葉の葉脈を眺めているうちに、ルソーの絵を思い出した。前景に茂みを置く構図はルソーのお得意で、そんな構図の絵を彼は何枚も描いていたはずだ。


 せっかくの「蓮」つながりで、また「連玉庵」に戻れば話の流れとしては文句ないのだが、ルソーと蕎麦屋の組み合わせは、私の中では、別のものを連想させる。「並木藪」だ。以前書いた「並木藪」の感想でルソーを引用したことがあったが(http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2008-12-24-1 )、あの感想は、自分で言うのも何だが、よく書けていた方だと思う。





 それに比べて最近は、困ったことに、食べることにも食の感想にも熱意が湧かなくなっている。体調の問題が少なからず関係しているのだが、これが一時的であることを願う他はない。そういえば、新装なった「並木藪」にも、まだ行ってないなあ。というようなことを考えながら、不忍池から上野の山を歩いていた。



 




 ↑ここら辺は、三月から四月にかけて、あたり一帯が桜の花に覆われる所だが、落葉の晩秋も風情があるな。


 東京文化会館で何か催されていたら入ってみようかなと思ったが、あいにく休館だった。何気にスケジュールを見ていたら、何と、今週末にイェラン・セルシェルのコンサートがあるのを発見。20代の頃、バッハの『リュート組曲』はよく聴いたものだ。とても懐かしい。暇があれば行ってみようかしら。














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中禅寺湖の秋の風光に酔う [雑感]

 日光・中禅寺湖に行ってきた。

 この辺りは、例年、紅葉狩りの人々で混雑するが、もう日光近辺では、恐らく温暖化のせいで、きれいな紅葉をほとんど期待することはできないということは、多くの人がすでに知るに及んでいる事実である。私自身も、ここ最近は足がすっかり遠のいていた。

 久しぶりに来てみて、やはり質感のある紅葉を見ることはできなかったが、そんなことは瑣事にすぎないことを再認識することができた。

 泊ったのは中禅寺湖金谷ホテル。食事はちょっと今一なところがあったが(http://u.tabelog.com/000467589/r/rvwdtl/3427426/)、清潔感が漂う上品な湖畔のホテルだった。

ホテルの庭のあちこちに赤や黄の葉が点在する。散策するだけで、色彩や陰影や輝度に対する感度が鋭利になるような気持になる。

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 何の変哲もない樹木も、それだけで美しいと感じられる。青の空を背景に赤や黄を無造作に点描したかのよう。確かリルケは噴水を透明な木と呼んだのだが、それにならって何かになぞらえたくなるものの、残念なことに妙案が浮かばない。

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 炎のように浮かび上がる樹木、光を掴み取ろうとするかのように闇から浮かび上がる細い枝、踊り狂っているような真っ白い水飛沫。それ自体何の変哲もないものばかりだが、それらが、この季節、この場所では、美的な対象となるのである。秋の風光に少し酔った思いがした。

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弁天山美家古寿司に家族でうかがう [雑感]

 ちょっとした祝い事があって、家族3人で『弁天山美家古寿司』で食事をする。江戸前の老舗として有名だが、わが家にとっては近所のお店。いや、それだけではないのだが詳細は略す。

 この店について言及するときは、薀蓄を散りばめなければならない義務感をもつ人が多いようだ。まあ、この店が江戸前の保守本流に位置しているのは事実である以上やむを得ないところもあるが、そんな堅苦しい意識を持つ必要はさらさらない。すし屋での作法などを殊更に意識する必要もない。店側もそんなことは望んでいないだろう。わが家が気楽に小一時間すごした様子をここに記しておきたい。



 子連れなので一番奥のテーブルに通される。ビールで乾杯して、その日は日本酒の雰囲気だったので『酔鯨』純米吟醸を頼む。(浅草ではなぜかこの高知の酒を最近よく見かけようになったがなぜだろう?)。透明の徳利で出てきた。

 ツマミで刺身を出してもらったが、そこに、個人的には普段まず頼むことがないタコとカツオがあった。少し警戒しながら口に入れると、とても良い。特に、タコってこんなに美味かったっけと、たぶん十数年ぶりに食べたタコを見直す思いがした。







 さて、そうこうしている合間に、子供は子供で注文をくり返していたのだが、まずは中トロをなぜか三貫ずつ注文した。よく覚えてないが、それを何回かくり返した。(写真は1貫食べた後のもの)





 さて、中トロにちょっと食傷気味になったので。今度は赤身を三貫。いや、やはり中トロは捨てがたいので二貫・二貫で貰おうか。それを彼は何回かくり返していたようだ。





 たまには別のものを頼めと言っても、彼は聞く耳を持たない。普段はそれほど聞き分けが悪い方でもないのだが、食に関してはこの傾向が強く、特に寿司に関してはこの傾向が甚だしい。人様に見せられるものではないが、まあ、店の一番奥のテーブルなので、幸いなことに人目を気にする必要がない。そもそも、こんな片寄った食べ方は私の遺伝なので、私はとやかく言うことはできないし、妻も見て見ぬ振りを決め込んだようだ。

 しかし、親としてはバランスをとるために、マグロの注文は止めて、光り物や貝類をメインに頼んだ。二人とも、お酒が入ると食べる意欲が希薄になるほうなのだ。子供は散発的にマグロの注文をすべり込ませていた。





 

 そして、一時間半の饗宴で、夫婦二人であの徳利の『酔鯨』を5本は空けただろうか。それに劣らぬ集中ぶりを示したわが子の締めは赤身と鉄火巻き。う~ん、こんなに食べてまだ飽きが来ないほど美味いのか? 私は一口も食べなかったので判らないが、子供の食欲が雄弁にその答えを雄弁に語っているだろう。









 ・・・という訳で、弁天山美家古寿司は伝統だけではありません。店は奥行きがあるので、家族連れは奥のテーブルが利用できます。わが家のような仕様もない注文にもいやな顔一つせず応じてくれます。御気軽にどうぞ。












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第5回浅草燈籠会を見てまわる [雑感]

 今年も浅草燈籠会が開催された。今年の浅草では中止される催しも多かったが、燈籠会は中止する理由はないだろう。今年で五回目。

 このブログでは、去年も一昨年も燈籠会のことは記事にした。
http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2010-09-21
http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2009-09-21


 が、今年は人出が増えたせいもあって、何となく味わいが薄れてきた感じがした。まあ、人出が増えたのは主宰者としては歓迎なのだろうが。


 お約束通り、使い回しの燈籠が私たちを迎える。

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 絵として見せる燈籠は多いが、添えられている句や言葉に味のあるものが少なかった。まあ、面白いのがあるにはあったが。たとえば、


 「熱帯夜 どころでないよ 酷熱夜」
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 「どじょう屋の女将 凛々しい顔になり」
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 「思いっ切り ハネを広げる 離婚印」
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 個人的に良いなぁと思ったもの。サバサバした感じというか、清々しい感じ。


 「柿ひとつ 空へみちびく 竹ぼうき」
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 以前は小学生の作品もたくさんあったのだが、そういうのは見かけなくなった。上手いものが増えたわりに、赤黒い「大人」を感じさせる作品が目立ち、こういうのを集めて燈籠会とするのはいかがなものかと思わないでもなかった。まあ、その方が人気は出るのかな。さて、来年はどうなるか?


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