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クリムトの「ゲルトルート・レーブの肖像」 [海外メディア記事]

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  クリムトの「ゲルトルート・レーヴの肖像」が24日ロンドン・サザビーズのオークションで落札されたというニュースは海外の新聞では報道されたが、有名な作品ではないし2480万ポンド(約48億円)という控え目な落札額(それでも予想をかなり上回った)のせいか、日本ではまったく取り上げられなかった。


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http://www.theguardian.com/culture/2015/jun/24/gustav-klimt-piece-sells-almost-25m-sothebys


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(Portrait of Gertrud Loew by Gustav Klimt, 1902. Photograph: Sothebys)

 しかし、この肖像画は、クリムトの絢爛たる画面からフェロモンが妖しく漂ってくるようなあの有名な絵画の数々とはまるで趣を異にしている。モデルは、ウィーンの高名な医師アントン・レーヴの当時19歳だった愛娘であるそうだ。(ちなみにこの医師はマーラーやヴィットゲンシュタインを診断したこともあったらしい)。まだ熟していない壊れそうな少女の美にクリムトも敬意を表したのだろう、淡く地味な色調で性の要素を微塵も感じさせない。1903年に公開されたとき、ある批評家はこの肖像画を評して「パレットによって生み出しうるもっとも甘美な香りの詩」と述べたそうだ(http://www.theguardian.com/artanddesign/2015/jun/04/klimt-painting-with-sad-history-to-be-auctioned-at-sotherbys)。

 確かに、そんな感想の一つや二つをひねり出したくなる作品だと思う。





 


 





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