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月が睡眠に及ぼす影響を研究者が裏づける [海外メディア記事]

 月と交通事故の関連ということは聞いたことがあるが、睡眠にも関連があるらしい。その研究を伝えるドイツ『シュピーゲル』誌の記事を紹介する。



Forscher belegen Einfluss des Mondes auf den Schlaf

Donnerstag, 25.07.2013 – 18:04 Uhr


http://www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/schlaf-studie-die-raetselhafte-macht-des-mondes-a-912880.html






月が睡眠に及ぼす影響を研究者が裏づける



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 月はどのように人間に影響を与えるのか?


 満月のときに不眠で苦しむ人は、光に特別敏感であるわけではない。研究者が示したところによると、月の周期が睡眠に測定可能なほどの影響を与えているのだという。



 多くの人々が自分の経験から知っていることが科学的に裏づけられた。つまり、月が満ちるとき、睡眠の質は低下するのだ。こうした関連を裏づけることにスイスの科学者たちが成功し、専門誌『カレント・バイオロジー』に報告した。


 バーゼルの時間生物学者クリスチャン・カヨーヒェン(Christian Cajochen)のもとに集う研究者たちは、以前の研究のデータを月の周期と関係づけて再び数値化した。分析されたのは、睡眠ラボで何度か夜を過ごした17名の若者と16名の高齢者の情報である。その際に、脳波だけでなく眼球の動きや特定のホルモン――その中には昼夜のリズムのコントロールに重要な役割を果たすメラトニンも含まれる――の放出が記録された。




 20分も少ない



 参加者の体内時計を混乱させないために、参加者はラボでは自宅にいるときと同じ時間に眠った。すべての人にとって条件は同じだった。ほとんど明かりはなく、温度は摂氏21度に保ち、必要に応じて軽食や飲料水を摂取できるようにした。とりわけ、睡眠テストの参加者には、時計の時刻や現在の月齢を教えることはしなかった。

 電子頭部計測器(EEG)には、それだけはっきり月のサイクルが反映された。満月のとき、脳波中に見られるデルタ波――それは深い眠りの指標とみなされる――は30%も減少した。さらに、参加者は、眠入るのに平均して5分余計に要した。全体として、参加者の睡眠は20分短くなった。



 参加者も、月が満ちる時期の睡眠を主観的に見て悪いと評価した。それにホルモンのレベルも下がっていた。メラトニンが満月時には約半分くらいしか放出されなかったし、体内時計の働きも全体的には少し低下した。




過去の遺産として月のリズム



 「昼夜のリズムとは対照的に、月のリズムはそれほど明白ではないし記録も難しいが、それでもそれは存在する」と、カヨーヒェンの周囲に集まる研究者は研究結果から結論づけた。これまで月の影響は、海洋生物には立証されていた。真っ暗な深海のプランクトンは月のリズムに応じて浮かび上がったり沈んだりすることが判っている。

 月が及ぼす測定可能な影響に何が潜んでいるのかは、まだ科学者にも謎である。クリスチャン・カヨーヒェンの推測では、月のリズムは、月がまだ人間の集団生活にとって重要な指標を与えていたかつての時代の遺産であるかもしれないという。しかしこのことは、月が身体にどのような影響を及ぼしているのかを説明するわけではない。


 重力の影響はないと研究者は考えている。潮の干満の影響は大海でははっきりしているが、それほどではない小さい水域にまで及ぶことはないのである――まして、人間の体内の水分については言うまでもないからだ。






」(おわり)











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