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コーヒー・ショップの雑音が創造性を高めることができる訳 [海外メディア記事]

 何か新しいものを生み出そうとする仕事(=「創造的な仕事」)をするときは、喫茶店のようなちょっとガヤガヤした雰囲気の方がよい、という研究結果が出たようだ。そのアイディアをすでに実現していて、コンピューター上でコーヒー・ショップの雰囲気を提供するサイトもあるようだ。そうしたことを紹介する『ニューヨーク・タイムズ』の記事である。
 

 ただし、細かい作業は静かな環境の方が良いらしい。よくスタバなどで資格試験の勉強をしている人を見かけるが、おそらく効率の良い勉強とは言えないようだ。

 蛇足ではあるが、紹介されているサイトの「コーヒティヴィティ(Coffitivity)」という名前は、コーヒー(Coffee)と創造性(creativity)の語呂合わせ。あまり上手い語呂合わせになってないようだが、まあ、これは蛇足。




How the Hum of a Coffee Shop Can Boost Creativity


By ANAHAD O'CONNOR JUNE 21, 2013, 12:01 AM

http://well.blogs.nytimes.com/2013/06/21/how-the-hum-of-a-coffee-shop-can-boost-creativity/?src=me&_r=0





コーヒー・ショップの雑音が創造性を高めることができる訳




 お気に入りのコーヒー・ショップに座ることが、書類を書いたり計画書を完成させる最も効果的な方法となることがある。でも、今や、新しいウェブ・サイトが、あなたの作業スペースにそのコーヒー・ショップを運んでくれるのだ。

 
 このサイト、「コーヒティヴィティ(Coffitivity)」(http://coffitivity.com/)という名のこのサイトは、ほとんどのコーヒー・ショップにあるエスプレッソ・マシンのうなる音やカフェイン入りのおしゃべりが、創造性を刺激する適度の背景音を生み出すということを示す最近の研究にインスパイアされたものだ。無料で利用できるこのウェブ・サイトは、研究者によると集中力を高めてくれるコーヒー・ショップの環境音を再生してくれるのである。



 ノイズが創造的思考に与える影響を見る一連の実験で、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究者たちは、背景音のレベルを変えながら、実験参加者に新商品についてのアイディアをしぼり出してもらった。その結果は『ジャーナル・オブ・コンシューマー・リサーチ(The Journal of Consumer Research)』誌に発表されたが、それによると、ガヤガヤしたコーヒー・ショップやテレビが居間でつけっぱなしの状態にありがちなレベルの環境音(約70デシベル)の方が、比較的静かな50デシベルの状態と比べると、パフォーマンスを高めるというのだ。


 しかし、研究者によると、ノイズのレベルがそれ以上(約85デシベル)になって、ミキサーや生ゴミ処理機によって発生するレベルになると、あまりに気が散ってしまうらしいのだ。



 この研究を主導し大学では経営学の助教授であるラヴィ・メータ(Ravi Mehta)によると、静かすぎると集中力が鋭くなって、かえって抽象的な思考が出来なくなる傾向があるという。


 「ある問題に過度に神経を集中してみても解決できないときに、しばらくの間その問題から離れてからそれにまた取り組むと、解決策が得られることがあるのは、そういう理由からなのです」とメータ博士は述べた。



 しかし、適度なレベルのノイズならば、もっと幅広く考えられるほどの気の散り方になる。「その程度のノイズだと、それまでとは違う角度から考えることにもつながるのです」と彼は言った。


 他方で、適度なノイズの利点は、創造的な仕事にしか当てはまらないという。記事の校正や税金の計算のような、細かい点に細心の注意を払うことが必要な仕事は、静かな環境のほうが能率が上がります、とメータ博士は言う。



 別の研究で、メータと彼の共同研究者は、特定の色に接することでも同様の結果が出ることがあることを発見した。例えば、コンピュータの背景画面の色を青に換えることで、創造的な仕事のパフォーマンスが向上したが、それを赤に換えると細部に集中を求められる仕事がはかどった。彼らによると、高い天井の大きい開放的な部屋にいると、創造的思考がはかどることがあるようなのだ。




 「コーヒティヴィティ(Coffitivity)」のクリイエイターたちは、バージニア州リッチモンドの縁のない新興企業のことで知恵を出し合う会議をした後で、あのアイディアに思いついた。


 「僕たちはコーヒー・ショップに出入りしていたし、本当に良い仕事をなしとげる最中だった」。そう語るのは、「コーヒティヴィティ」の創始者でバージニア・コモンウェルス大学のビジネス・スクールで起業の講座のコーディネーターをしているエース・コールウッド(ACE Callwood)。


 チームのメンバーの一人のジャスティン・コーズラーは、静かで衛生的なオフィスにある普段の仕事場に戻ると、生産性がガタッと落ちてしまうことに気づいた。オフィスを出てコーヒー・ショップで仕事をさせてくれないかと申しでたところ、ボスには拒絶された。そのときコーズラー氏と同僚たちは、自分のコンピュータにお気に入りの喫茶店を持ちこむことにしようと決めたのだ。


 借りてきた音響機器を手にして(探すして行くうちに)、彼らはついに理想的な騒音レベルの場所を発見した。ハリソン・ストリート・カフェという名前の場所だった。


 「そこは、すべてが程よく混ざり合ってました」とコールウッド氏は語った。「コーヒー・マシンはあったし、人々は話ながら食べていたしね。二階建てだったけど、どちらの音も採りましたよ」。


 「コーヒティヴィティ」は3月4日に始まり、その日に約120ページビューを得た。「僕たちの母親が百回も見たんだと思います」とコールウッド氏はジョークを飛ばした。


 その後、トラフィックは「爆発的に増えた」と彼は言った。「韓国のソウルがトップ・ユーザーの都市です。ニューヨークが二番目で、ロンドン、ロサンゼルス、シカゴと続きます」。


 コールウッド氏と「コーヒティヴィティ」の同僚は、現在はアプリを創ったり、特定の国に合わせた新しいコーヒーショップのサウンド・トラックを追加する最中だと言う。


 「オーストラリア人は、アメリカ風のアクセントが嫌いらしいんだ」と彼は言った。「別の音にしてくれってオーストラリア人が言って来るんですよ」。


 「あるユダヤ人ラビが連絡をよこして、「このとても独特な音をヘブライ語にして流すユダヤ人学習センターがあるんだ」と言うんです、そして、その音をサイトにアップできないかと尋ねるんです。もしその音を頂けるならば、それを使いますよ」と言っておきましたけどね」。






」(おわり)

















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