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グウィネス・パルトロウの炭水化物抜きの食生活がまったく正しい理由 [海外メディア記事]

 グウィネス・パルトロウが炭水化物抜きの食生活を薦める本を近く出版するようだ。アマゾンでは予約の注文がすでに始まっている。ただし英語圏での話だが(http://www.amazon.co.jp/Its-All-Good-Delicious-Recipes/dp/0349400830/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1363247287&sr=8-1)。


 日本でも低炭水化物の食事の効用はかなり浸透してきているが、ただしそれは中高年限定の、あるいはダイエットに悩む女性限定の話題であろう。パルトロウが物議をかもしているのは、炭水化物抜きの食事を子供にも薦めているからのようだ。

 たしかに、ご飯をモリモリ食べたりパンをむしゃむしゃ食べる喜びを子供から奪い取るのは、多くの人がためらいを感じることであるだろう。だがここで紹介する『ガーディアン』紙のこの記事は、バッシングを受けているパルトロウを説得力をもって援護したもの。

 筆者のジョアンナ・ブライトマン(Joanna Blythman)は、「何を食べるべきか(What To Eat)という著作もあるフード・ライターのようだ。とても分かりやすい文章である。


 
 炭水化物を控えることが、大人に良いならば、子供にも当然良いことは判り切ったこと。しかし、理屈は別にして実際問題として考えると、炭水化物抜きで、子供の食欲を満たすことはとても難しいことではないかなと思う。少なくとも、私の子どもに行なうのは無理だな。


 実は、私自身も低炭水化物ダイエットを実践中なのだが、適当な食材を用意するのがたいへん面倒なので、朝食は仕方なく高炭水化物の食事にしてしまうことが多い。この記事の紹介は、グウィネス・パルトロウに対する関心からではなく、炭水化物抜きの食事に対する関心からである。





Why Gwyneth Paltrow's no-carb diet for children makes perfect sense

Posted by Joanna Blythman Wednesday 13 March 2013 17.38 GMT

http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/shortcuts/2013/mar/13/gwyneth-paltrow-no-carb-diet-perfect-sense







 グウィネス・パルトロウが子供のために行っている炭水化物抜きの食生活がまったく正しい理由




 グウィネス・パルトロウは、自分の子供には炭水化物の食べ物を与えないと言ったことできびしい非難にさらされたが、彼女は正しいのだ。でんぷん性の炭水化物なんて摂取する必要はまったくないとジョアンナ・ブライトマンは述べる。




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 朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)』で家庭用のレシピを調理するグウィネス・パルトロウ





 パンや米やパスタなどは自分の子供には出さないようにしているの、炭水化物の食べ物は子供にはよくないと思っているからと言って、グウィネス・パルトロウは栄養士の専門家の怒りをかっている。低炭水化物・グルテンフリーの食事を薦める新しい料理本『みんな美味しい(It's All Good)』の中でパルトロウはそう書いていた。この本は4月に発売される予定で、そこで取り上げられているレシピは、出版社によると、「グウィネスが太りすぎたり、元に戻る(体重を減らす)必要があるときに彼女が頼りにする食生活の基本をなす」ものなのだそうだ。


 食生活において炭水化物がどれほど「必要不可欠」かを証言するために、そしてそれを制限することの危険をいやというほど警告するために、政府公認の栄養のガイドラインに無批判に従う栄養士たちが駆り出されてきた。パルトロウは8歳と6歳の子供たちを「栄養失調」の危険にさらそうとしている、とある栄養士は警告する。彼女の子どもたちは「脳が機能しなくなるので、まともに考えることができなくなるだろう」と別の栄養士は言っている。同じ『デイリー・メール』紙の記事では(http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2292243/Gwyneth-Paltrow-reveals-starves-children-carbohydrates.html)、まるでそれが自動的に心配の材料になるかのように、パルトロウの子供たちが――恐ろしいことに――痩せているというコメントがわざわざあったほどだ。私たちは、太りすぎの子供を見慣れてしまっているので、痩せた子供はもの珍しい存在に見えつつあるのだ。


 可哀想にも餓えた自分の子供たちに危険な食習慣を身勝手に押しつける神経質なセレブという配役をパルトロウにあてがうことは、疑いもなく魅力的なことだ。金持ちでも美人でもなく毎日太り気味の体重に苦労している人にとっては、特にそうだろう。『ニューヨーク・ポスト』紙は次のように書いている(http://www.nypost.com/p/entertainment/food/starved_for_attention_CkQoljEkRWx1rnIQ6ObG7J)。「この本は、健康志向の女性たちのある種のうざいグループにとってのマニフェストのようだ」。 でも、パルトロウにも言い分はあるのだ。それは、実際、誰も、子どもでさえも、炭水化物を摂取する「必要はない」ということである。



 さて、これは常識に反するように見えるかもしれない。「でんぷん性の食べ物を食事の基本にする」というおなじみの考え方は、現在のところ、国民一般の健康に関する指針の中心にある考え方だ(http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/eatwell0708.pdf)。しかし、この正統的な考え方は、影響力のある研究者や栄養士からの批判にさらされている(http://www.drbriffa.com/2012/10/02/diabetic-transforms-his-health-with-a-low-carb-diet-and-his-doctor-urges-him-to-eat-more-carbs/)。実は、でんぷん性炭水化物の食品の中にあって、炭水化物以外の食品で(しかもしばしばもっとすぐれた形で)摂ることのできない栄養素(ビタミン、ミネラル、微量栄養素)というものはないのである。


 もちろん、加工食品の業界は、朝食用シリアルや白い食パンのような精製度の高いでんぷん食品はエネルギー源なのだと吹聴することで、それらは食べなくてはならないものだと説得することに余念がない。しかし、どんな食品もエネルギー源なのだ。私たちが信じこまされてきたことに反して、でんぷん性炭水化物を食べるべきだとする食生活上の「必要性」はまったくないのである。


 さて、もしパルトロウが自分の子どもにタンパク質を与えないことがあれば、ソーシャル・ワーカーが彼女の家のドアをノックしに来るとしてもそれはまったく正当なことだろう。私たちはタンパク質で出来ているからだ。私たちの身体は、タンパク質が筋肉や細胞組織を作り上げたり修復することを求めている(http://pods.dasnr.okstate.edu/docushare/dsweb/Get/Document-2473/T-3163web.pdf)。しかし、炭水化物は絶対に必要だというわけではないのである。



 でんぷん性の食品が健康食品として紹介されるようになったのは最近になってからである。ずっと長い間、でんぷん性の食品は肥満の元になる食品として見られてきたのである。なぜ農家は穀物で家畜を飼育しているのか? 太らせて市場に出すためなのだ。


 半世紀間、私たちは飽和脂肪を避けるように言われてきた。脂肪が本質的に肥満の原因になるという十分な証拠は存在しないにもかかわらずである(http://tierneylab.blogs.nytimes.com/2008/07/21/good-news-on-saturated-fat/)。勤勉に脂肪を回避することによって、私たちは肉の赤身やバターなどの加工されない食品を、精製度の高い加工処理された(しばしば、糖分を添加した)でんぷん性炭水化物の食品に換えてしまった。その結果は? 私たちはますます太りつつあるのだ。


 砂糖とでんぷん性の精製された炭水化物の問題点は、それによって与えられるエネルギーが短命であるという点だ。マッチで火をつけた新聞紙のように、精製された炭水化物はすぐに燃焼してしまい、血糖値の急上昇を生み出す。これがインスリンを産み出すように私たちの身体に働きかけるのだが、このインスリンこそ脂肪を貯めこむホルモンであり、体重の増加を引き起こすものなのである。エネルギーをより長い時間にわたって、ゆっくりと、安定して放出するタンパク質や脂肪とはちがって、炭水化物を食べた後に私たちの血糖値が急変しても、私たちの食欲は満たされることはなく、もっと食べたいと思うようになるのである。


 パルトロウが本の中で次のように書くときに、彼女が言わんとしていることはそのことなのだ。「ときどき、わが家がパスタやパンや加工された穀物を食べないでいると・・・炭水化物を食べないことに伴うあの独特の空腹感が続くことになります」。


 もちろん、フルーツや野菜も炭水化物を含んでいるし、天然の糖分を含んでいる。しかし、それらには微量栄養素や、特に食物繊維が含まれていて、それらは糖分が血液中に放出される速度を遅くしてくれる。玄米などの手を加えない無精製の​​炭水化物にも同じことが当てはまる。さらに、フルーツや野菜やホール状の穀物を噛むには一般に労力が必要なので、食べる量に自然とブレーキがかかる。しかし、精製された炭水化物はすぐに食べすぎてしまう。これをパルトロウは回避しようとしているのである。


 パルトロウ一家​​の毎日の食事に、タンパク質(魚/肉/卵/豆類)、加工処理されていない脂肪(バター/オリーブオイル)、たくさんの野菜と少しのフルーツが含まれているならば、それは健康的で栄養豊富だといえるし、何かが欠乏しているとは言えないのである。パルトロウの子供たちが食べているものがそういうものならば、彼女は子供たちのことを思っているのである。


 そう、子供は大人とは少し違う栄養が必要だ。子供は大人よりも多くの脂肪とタンパク質を必要としている。しかし、子供たちのお皿を漂白されたパスタやパンや米という形の中身のないカロリーで一杯にしてやることは、栄養的に見て、優しい行為ではまったくないのである。





」(おわり)
















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