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中国の工場の現状 [海外メディア記事]

 中国における工場の現状を伝える『ニューヨーク・タイムズ』のスライド・ショーを紹介する。

 かつての非人間的な環境はたいぶ改善されつつあるようだし、賃金も大幅に上がるようだ。つまり、企業側にとってもこれまでのような「うま味」が次第に薄れつつあるということでもあるので、下にあるように、アップルの幹部が「容易なグローバリゼーションの時代は終わった」と述べるのも当然か。

 しかし、時代のスピードは速い。アップル社がアメリカを見捨てて中国に工場をシフトした経緯を『ニュヨーク・タイムズ』紙が詳しく報道して話題となったのは今年の始めだった(「どうしてアメリカはiPhone関連の仕事を失ったのか」http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2012-01-24)。あれから一年も経っていないのに、早くも中国での生産が曲がり角にあることをアップル社は認めたのだろうか? ひょっとして中国にある程度の見切りをつけて、別の場所を物色しているのだろうか?


 いずれにせよ、フォックスコンを始めとする中国系の巨大企業の躍進の背後で日本の製造業の衰退が際だった一年だった。この傾向はまだまだ続くのだろうか?

 

Factory Conditions in China

http://www.nytimes.com/slideshow/2012/12/27/business/FACTORY.html?ref=multimedia#12





 中国の工場の現状



1. 重慶の組み立てラインでヒューレット・パッカードのコンピュータを作るフォックスコン社の従業員。フォックスコンは、中国で最大の雇用者数を誇る民間企業だが、速やかに労働時間を削減し賃金を大幅に上げることを約束した。この変化は、来年には完全に実現されると予想されるが、そうなればエレクトロニクス業界で働く何千万もの労働者を益する波及効果を生み出すだろう、と雇用の専門家は述べる。

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2. ヒューレット・パッカードのコンピュータを作っている重慶のクアンタ社の工場では、天井に取りつけられた標識が、実際の生産数と一日の目標として設定される生産台数を表示している。

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3.ヒューレット・パッカードのコンピュータを作っているフォックスコン社の工場では、生産現場には内部に柔らかなジェルをつめ込んだゴム製のパッドが敷かれている。長時間の立ち仕事を楽にするためのものだ。

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4.昼の勤務時間が終わりバスに乗り込むフォックスコン社の従業員たち。工場と宿舎の行き来は、長時間待つ上に混雑するので労働者の不平の種の一つだった。そのためバスの往来をもっと頻繁にした。

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5. 2011年に亡くなったアップルの創業者でCEOだったスティーブ・ジョブズの写真の下、ファスト・フード式のレストランで夕飯を食べるフォックスコン社の従業員。

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6.成都市にあるフォックスコン社の宿舎の外を歩く労働者たち。「容易なグローバリゼーションの時代は終わった」とアップル社の幹部は言う。

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7.宿舎のベッドに腰を下ろすフォックスコンの従業員のPu Xiaolan。工場内の状況は改善されたし、より良い生活にもう手が届きそうだと彼女は語った。

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8.ヒューレット・パッカードのコンピュータを作っているクアンタ社の工場で働くZhang Xuemei(19)。一日8時間かけて、Zhangさんは工場の食事や宿舎についての不平不満の聞き取りを行っている。彼女は、離婚しそうだったりホームシックになっていたり監督と言い争っている従業員たちの言い分に耳を傾けている。彼女が従業員を会社専属の医師や専門のカウンセラーのもとに行かせるケースもある。

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9.昼の勤務時間が終わりクアンタ社の工場を去りキャンパスに向かう従業員たち。重慶にあるこの工場はヒューレット・パッカードのコンピュータを作っていて、クアンタ社によって運営されている。クアンタ社とはエレクトロニクスの業界外ではほとんど知られていない台湾のメーカーである。

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10.クアンタ社の従業員用キャンパスでは、階段にセーフティー・ネットが張られている。中国の工場にとっての最大の問題の一つは、労働者が絶えず流出することだ。生活の条件を改善することで、離職率も研修費も下がることをヒューレット・パッカード社は期待している。
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11. 重慶市にあるクアンタ社の食堂で、夕食時、ギョーザができるのを行列を作って待っている従業員たち。

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12. キャンパスの娯楽室でカラオケを歌う従業員。キャンパスには娯楽室が二つある。クアンタ社の10階建ての宿舎は大学のキャンパスに似た建物で、無料の映画館、テレビ部屋、大きな格闘技場、二つの広々としたカラオケバー、広大なカフェテリア、エアロビクスのホールを備えている。


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」(おわり)


















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