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イギリスにおける極右・反イスラムのデモ [海外メディア記事]


 イギリスの極右団体の「英国防衛同盟(EDL:English Defense League)」が主催した反イスラムのデモが、先週末行われたようだが、その模様を『ガーディアン』紙の記事と写真から伝えよう。

 このEDLという団体、結成されてまだ20か月だそうだから出来て日が浅い。ひょっとして、リーマン・ショックの不況の直撃をうけた若者――写真で見ればわかるように、デモに参加したほとんどが若者だ――が、その不満のはけ口をイスラム系の移民の攻撃に求めて結成されたにすぎないのではないか、と思われる。

 その日は、全ヨーロッパからの極右・反イスラムの団体も合流して5000人から7000人規模のデモになるのではないかと危惧されていたが、実際に来たのは3000人程度だった。イスラム系のグループとの衝突も心配されたが、警察による分断作戦が功を奏してか、衝突は起こらなかった。

 EDLのリーダーのスティーブン・レノンによれば、このデモはいまイギリスに広がる「愛国心のうねり」を表わしているらしい。

http://www.guardian.co.uk/uk/2011/feb/05/edl-stage-protest-luton
 折しも、キャメロン首相が「イギリスの多文化主義は失敗だった」と発言して物議をかもしたが、そうした発言と呼応するデモ活動なのかもしれない。


 しかし、このデモが行われたルートンという街にはイスラム系の住民が多く住み、多文化交流も盛んなようだ。この街の人々にとって、こうしたデモは街を破壊するだけのものとしか映っていないようだ。確かに、写真を見ていると、かつて荒れ狂ったフーリガンたちが、今度はサッカーではなく政治ネタで憂さを晴らしているという風に見える。

 だが、こうしたデモのことなど無視してもいいのに、メディアが記事として取り上げ、しかもその記事が「もっとも読まれている記事」のトップにランクされるのは、やはり、誰もがこうした動きに少なからぬ不安を抱いているからなのであろう、と思われる。



http://www.guardian.co.uk/uk/gallery/2011/feb/05/english-defence-league-protest


 「 ルートンでデモをするEDL

・ 集会に先立ってバナーを掲げる抗議者(「なぜ親イスラム主義者がわが国の政府を動かしているのか」)





・ EDLの支持者たちがルートンの街を行進する





・ オサマ・ビン・ラディンのマスクをかぶるデモ行進者の頭めがけて発砲の仕草をするEDLの支持者





・ EDLの行進を押しとどめようとする機動隊





・ 警官の間を通り抜けるEDLの創始者スティーブン・レノン





・ ルートンを練り歩くEDLの支持者たち(「愛国心は人種差別主義ではない」というプラカードが見える)





・ ルートンの中心部でEDLのデモに対抗するデモのために集まったUnite Against Fascism(「結束してファシズムに反対しよう」というグループ)の抗議活動家たち(「EDLに反対するシーク教徒―――1699年以降不寛容と闘ってきた」というのぼりが見える)





・ Unite Against Fascism の対抗デモの様子を眺めるルーク・レモン(18)(「音楽を愛そう」「人種差別主義を憎もう」)

















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