So-net無料ブログ作成
検索選択
ブログパーツ

好評を博す『変身』の舞台 [海外メディア記事]



 「グレゴール・ザムザがある朝、不安な夢からめざめたとき、彼は、自分がベットのなかで巨大な毒虫に変身しているのに気がついた」。

 この有名な書き出しで始まるカフカの『変身』だが、この「毒虫」への変身にはいかなる意味が込められているのか、という点についてどれくらいの解釈が試みられてきたことか。

 最近読んだ解釈では、父親をはじめ他の家族が「普通の(キリスト教徒の)」オーストリア人になろうとしているのに対して、自分だけはユダヤ人であることに固執するカフカの家族内での孤立・異質性という観点から解釈していたようだが。

 まあ、そんなことはともかく、ニューヨークの「ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック」の舞台で上演されている『変身』が好評を博しているそうだ。

 『変身』を視覚化する上での最大の問題は「毒虫」をどう表現するか、あるいは「毒虫」はあくまで比喩にすぎないのだから、ごく普通の人間として表現するのかという点にあるのだが、この舞台では、「ザムザ」はまるで「スパイダーマン」のように描かれているのだという。う~ん、どういう解釈をしてこういう表現になったのか興味深い、カフカ愛読者の私としては見てみたい気持ちになるが、とりあえず、この舞台の模様を伝える『ニューヨーク・タイムズ』のスライドショーを見て、想像力を膨らませることにしよう。写真の転載はできないようになっているので、興味のある方は下のURLをクリックして見るべし。

http://www.nytimes.com/slideshow/2010/12/03/theater/20101203-metamorphosis-ss.html




 







nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。