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今年の異常な気象のおさらい [海外メディア記事]



 奇妙な天候が続くと「これは温暖化のせい」と口走る人がよくいますが、身近なレベルでの天気の変動と長期的なスパンにおける温暖化とは無関なはず。しかし、今年のように世界的に異常な事態が頻発すると(しかも、日本でも暑さが異常でしたからね)、地球温暖化と結びつけたくなるのも判らなくもありません。今年の気候変動サミットに今年の異常事態が影響するかどうか。ドイツ『シュピーゲル』誌の記事より。

http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/0,1518,719823,00.html


「 異常気象の発生頻度がますます高くなっている

洪水、森林火災、嵐 ―― 自然災害は、今年、世界中で数十億ドルの損害を引き起こした。ミュンヘン再保険グループは気候変動との関連性を認め、CO2排出量の一層の低減を求めている。



(マインツの中心地(2010年2月):ハリケーン・シンシアがドイツ全土で猛威をふるい壊滅的な被害をもたらす





ミュンヘン  -  今年に入ってからの9ヶ月間で、猛烈な嵐や大規模な火災によって数千名が命を落とし被害額も数十億ドルに及んだ。ミュンヘン再保険会社によって、1月と9月の間に異常気象と関連のあるものと認定された災害は725件に及んだ。



(パキスタンの洪水(2010年8月);ミュンヘン再保険会社は被害額を150億米ドルと算定)



 これは1980年以降では、この9ヶ月間という期間に対して2番目に高い数字だ、と同社は月曜日にミュンヘンで発表した。「一段高い気候のスイッチが入ってしまった感じですね」。そう語るのは同保険会社の地球リスク研究部門の主任のペター・ホッペ。こうした出来事の増加が明白であるのは、すでに起こっている気候変動の明白な兆候なのです。2000年から2009年の間に保険会社が算定した気象関係の自然災害は年平均550件だったが――この数字は、2010年よりも175件も少ないのである(それぞれ1月から9月の件数を比較)。



(モスクワ近郊の森林火災(2010年8月): 熱波と火災でロシアでは約1万1000人が亡くなった)



 ロシアの夏の熱波、パキスタンや中央ヨーロッパでおきた大規模な洪水など異常気象が現実に頻発していることは、気象変動が起こっていることを「強く示唆するもの」だとホッペ氏は述べた。「非常に大胆な対策」をおこなっても、気候変動はもはや食い止めることは出来ないが、それでも緩和することはできるだろう、と言うのだ。



(パキスタンでの生活物資の配給: 気候変動が起こっていることを「強く示唆するもの」だと、ミュンヘン再保険会社の専門家は言う)



 パキスタンの破滅的な洪水だけで1700人以上の人々が亡くなったし、ロシアの数週間も続いた森林火災や熱波での死者は1万1000人だったと言われている。だが、気象に関係する多くのリスクについては、データがまだ十分ではないために、気候変動との関連について確実なことを言える状況にはないという。



(シンド州の洪水: パキスタン全土で1700人以上の人が亡くなった)



 1月から9月までの気象の災害によって、世界中で約2万1000もの人が死亡した。ミュンヘン再保険会社の計算によると、経済的損失の総計は、650億米ドル(480億ユーロ)以上に及ぶ。2010年のこの9ヶ月は、130年前に統計をとり始めて以降最も気温の高い期間だったが、最も気温の高かった年なるものはこの12年間で10回もあったのである。



(ロシアの火災: 「拘束力のあるCO2の削減目標が議論されなければならない」とペーター・ホッペは述べる)



 「だから、拘束力のあるCO2の削減目標が議論されなければならないのです。さもないと将来の世代がそのツケを払うことになりますからね」。ホッペは、11月と12月にメキシコで開催される世界気候変動サミットを念頭においてそう語った。すでに現在でも、一層暖かくなった大気と一層高くなった海水温の影響は明白に感じ取れるレベルなのだという。





(モスクワの全滅した村)















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