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対立と哀悼 ― 9年目を迎えた9月11日のニューヨーク  [海外メディア記事]



 日本でもいろいろ報道されましたが、グランド・ゼロ近くにモスク(イスラム教礼拝所)が建設される予定になっていることが物議をかもし、9.11のニューヨークはすっかり政治的対立に覆われてしまいました。その模様をイギリス『ガーディアン』紙のスライド・ショーから拾ってみます。(興味深いので、プラカードの文句も、判読可能な場合は、訳してみます)

 http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2010/sep/12/new-york-mosque-protests#/?picture=366621866&index=1



・ モスク反対派が、バラク・オバマを描く立て看板を並べる

(オバマ大統領をイスラム教徒や、トルコ・ソ連の独裁的指導者になぞらえる看板)





・ 反モスク派の抗議者がモスク支持派のデモ参加者に向け指を突き出す

 (支持派のプラカードには「アメリカはあらゆる信仰を支持する」とある)





・ アイリーン・テイロンは、モスク反対集会で、亡き息子のショーンの遺影を掲げる。彼は9.11に消防士として死んだ




 グランド・ゼロ付近のモスク反対派のデモ参加者

 (脇のプラカードは、たぶん、イスラム教徒は「自分の巣に帰れ」という内容)





・ イスラムの子供たちはモスク建設支持派の集会に参加



・ マット・スカイは計画されているイスラム教センターとモスク賛成の主張をする

 (「9/11に敬意を払え

   宗教の自由に敬意を払え」)



・ モスク建設計画の反対者でロング・アイランドのリンダ・ジャックナウ(70)は、マンハッタンのアヴィヴァ・スタンパー(21)と口論する

  (「民族差別的な恐れに私たちはNOと言う

   「ここではイスラム教徒は大歓迎」)



・ モスク賛成派のデモ参加者たち

  (「憎しみにNO と言おう」
   「1人を抑圧すれば、すべての人を抑圧することになる
」)



・  モスク支持派の集会に参加する抗議者たち

   (「宗教的偏狭を打破しよう」)









 政治的な対立でもみくちゃになってしまい、哀悼の一日が対立と憎悪にあふれてしまった感がある。せめてこの一日くらいは対立や憎悪を煽ることは止めるべきだと思うのだが、今アメリカではどんなものも政治的に利用しようとする悪しき意味での政治的空気が急速に広がっているのだろう。

 最後に、9.11が追悼の日であることを象徴的に示す画像を。グランド・ゼロから上空に向けて放たれる光は「光の捧げもの(Tributes in Lights )」と呼ばれるらしい。これのみが、この日に相応しい祈りの行為に見えた。

http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2010/sep/11/world-trade-terrorist-anniversary#/?picture=366611361&index=0
http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2010/sep/11/world-trade-terrorist-anniversary#/?picture=366620870&index=37




・ グランド・ゼロ付近の屋上から試射される「光の捧げもの」



・ ハドソン川対岸のホーボーケンから見たロウアー・マンハッタンとジャージー・シティーの上空を照らす「光の捧げもの」












nice!(1)  コメント(1) 

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コメント 1

ふみえ

MikS さん、はじめまして

グランド・ゼロ付近の屋上から
試射される「光の捧げもの」がとても
印象に残り、
また、
9年目の9・11のニューヨークの
雰囲気を写真で感じることができました。

テロや核兵器のない
平和な世界を実現するのは
難しいことなのでしょうか、
ふと、世界中みなこころに
平和を求めているのではないかなと
感じました。

こころをこめて★  

by ふみえ (2010-09-16 21:16) 

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