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ほおずき市に寄る―――蛇を寿ぐ市 [雑感]



 毎年、7月9日、10日はほおずき市の日である。出勤前に少し見て回った。季節ものだからこれ位買ってもいいだろうと毎年思うのだが、一鉢2500円(どの店も判を押したようにその値段)という数字を見て、毎年買わずに済ませている。出勤前ということもあって、やはりただ見るだけにした。

 ちなみに、ほおずきの古名はカガチあるいはアカカガチ。カガチとは蛇のことである(『古事記』で八岐大蛇の目が「赤加賀知」に喩えられたほど、カガチという語は古い由緒をもっている)。ほおずきがカガチと呼ばれたのは、蛇の頭部との類似性からだろう。他方で、洋の東西を問わず、蛇は生命力や永遠性のシンボルである(日本に関しては、吉野裕子の著作を参照されたし)。ほおずき市の際に浅草寺にお参りすると四万六千日分参詣するのと同様のご利益があるという言い伝えがあるが、この長寿・長命に関連する言い伝えも、元をただせば、仏教信仰などよりはるかに古い、蛇についての信仰に由来していると私は見ている。
 ほおずき市は、実は、蛇を寿ぐ二日間なのである。(蛇については、別に機会を設けて、詳しく述べるつもり)





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 仕事から帰って、何となく気になったので、また浅草寺境内に見に行ったのだが、折からものすごい雨に遭遇。やはり、何も買わずに帰ってきてしまった。
 時節柄当然ではあるが、ほおずき市は雨の匂いがする。三社祭の喧騒にもサンバカーニバルの無意味さにも縁遠く、浅草での催しにしては妙にしっとりとしていて、私はもっとも好きである。



















 




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