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「恥ずべき」1次リーグ敗退を嘆くイタリアの新聞 [海外メディア記事]

 フランスに続いて、イタリアも1次リーグ敗退。フランスの敗退は内部崩壊という要因が大きかったのに対して、イタリアはこれと言った具体的な原因がある訳ではないので、フランス以上に深刻と言えるかもしれません。まあ、原因は、監督の老齢からくる判断ボケとか人材難に行き着くのでしょうが、それにしても向こうの新聞の論調はすごい。イタリア代表チームには「生きている兆候がなかった」という激しい非難のコメントは、日本のメディアだったら載せたかどうか。遠慮のかけらもない、死者を鞭打つような厳しさ、と言ってもいい。この大会に出たメンバーはもう、サッカー選手としては終わったと見なされるのではないでしょうか?

 いずれにせよ、 私には、実際の試合よりも、こうした試合後のマスコミの論調の方が面白く映ります。
 
 イギリス『ガーディアン』紙の記事より。

 
 World Cup 2010: Italian press bemoans 'shameful' exit at hands of Slovakia


  Tom Kington in Rome
guardian.co.uk, Friday 25 June 2010 07.46 BST
http://www.guardian.co.uk/football/2010/jun/25/world-cup-italian-press-shameful-exit
 



 「恥ずべき」1次リーグ敗退を嘆くイタリアの新聞

・コラムニストたちは声を合わせてイタリア・チームの奮闘を非難した。

・世界一から世界の笑いものへ



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  街角の巨大スクリーンが設置されてある場所からイタリア人がいなくなり旗売りも消えた頃に、一つの感情がイタリアの新聞の見出しを支配していた。その感情とはラ・ヴェルゴーニャ(La Vergogna:イタリア語で恥辱の意味)、ワールド・カップの最も簡単なグループの一つからはじきとばされたことに伴なう恥辱である。

 
 「恥という名の飛行機がもうじき離陸予定」。イタリア代表チームがパラグアイとニュージーランドに引き分けた後で、スロバキアに3対2でショッキングな敗北を喫し、グループ最下位という結果だけが残った後で、スタンパ紙(La Stampa)はそう嘆いた。

 「ワールド・チャンピオンだったイタリアが、サッカーでの屈辱感にまみれて南アを離れ帰国する」と、このトリノの日刊紙は付け加えた。「恥の中で帰国」とガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙も怒りをあらわにした。「恥ずべきイタリア」とレプブリカ(La Repubblica)紙は絶叫し、コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)紙は「醜いイタリア」という見出しを選び、「われわれの代表チームとして最も醜いチームの一つ、実際、最も醜いチームだった」」と付け加えた。

 この敗退を、4年前イタリアがベルリンで勝利した後の「一つの世代と一つの幻想の終わり」と呼びながら、レプブリカ紙は「イタリアは敗退するに値した」と述べたが、それはファンの見解を反映したものでもあった。ファンは、試合終了のホイッスルの後、ネット上の掲示板に殺到して、ファビオ・カンナバロ以下の面々が、決勝トーナメントに進んでもっとひどい屈辱を与えられずに済んだことにホッとしていると書き込んでいたのだ。


 「小物ばかりで、ほとんど滑稽なイタリア・チームが帰国するのはまったく正しい」とレプブリカ紙は付け加え、イタリアが1次リーグでワールド・カップを去るのは3度目、グループの最下位になるのは初めてであると指摘した。


 「イタリア代表チームは、270分で放ったシュートは7~8回。言い訳となる原因はなかったし、けが人もいなかった。カンナバロは過去のプレーヤーだし、他の選手もほとんど皆使えなかった。われわれはワールド・チャンピオンだったが、今では世界の笑いものになってしまった」と同紙は述べた。


 犯人探しのためにオンラインのアンケートが早速始められたが、イタリア各紙はどれも、どうしてイタリアが失敗したのかについては疑いの余地はなく、マルチェロ・リッピ監督(Marcello Lippi)を戦犯として名指ししている。リッピ監督は、2006年のワールド・カップでチームを率い、その後一度退いたが、南アフリカ大会のために再登板していた。


 「リッピを呼び戻したのは間違いだった」と、ファブリツィオ・ボッカ(Fabrizio Bocca)はレプブリカ紙に書いた。「彼は、二年間何もしなかった後で、新たな代表チームをつくり出そうという意図をもたなかった。そのかわりに、ワールド・カップを自分とともに駆け抜けたチームの生命を維持し延命させることを望んだのだ」。

 
 リッピは新顔の入り込む余地のないこじんまりしたグループを作り出すことに全精力を傾けたが、彼がスロバキア戦に出場させたチームはチーム・スピリットの兆候を何も示さなかったと批評家たちはいち早く指摘した。彼らは、ボッカによれば、生きている兆候を何も示さなかったのだ。


 「このチームは、ロッカー・ルームで分裂したフランス・チームのように反乱の状態にあったわけではない。実は、その逆で、生命も性格もないチームだった」と彼は書いた。レプブリカ紙はリッピにも多少の情状を認めて、もしチームに才能ある選手が欠けていたとしても、「不幸にして、わが国のサッカー界には、それほどの人材がいない」と付け加えた。


 しかし、試合終了のホイッスルが鳴った数分後、コリエレ・デラ・セラ紙が行ったオンラインのアンケートに答えた76%がリッピを非難していたし、試合後の記者会見で、リッピ自身が進んで責任を取る発言をしたし、フィオレンティーナのチェーザレ・プランデッリに交代するために(この交代はワールド・カップ前にさほどの騒動もメディアの論争もなく決定されていた)静かに表舞台から姿を消える時が一刻も早くこないかと待っているかのようだった。 


 「次の監督の幸運を祈る」。それが、リッピが去るときに発した言葉だった。 


 プランデッリ監督になれば、事態は上向くしかないだろう、とガゼッタ・デロ・スポルト紙の副社長のフランコ・アルトゥーリは語った。目撃したばかりの出来事の後では、「スポーツでこれ以上の破滅的事態は想像しづらいですからね」とアルトゥーリは言うのだった。

 」
  







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