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プロパガンダとしてのポスター [海外メディア記事]

 「ヨーロッパ中で、大衆迎合的な(populist)政党が、とても古臭いプロパガンダ・アートを利用することによって、勢いを増している」という記事の見出しに釣られて見てみると、何のことはない異民族を排斥しようとするナショナリズムの運動のことで、それがヨーロッパに広がっている、ということですか。どうも、"populism"という言葉は、時として判りづらい使われ方をします。少なくとも私にとっては。いずれにせよ、同じような空気が日本にもありますね。よそ者、異質なものに対する恐怖心、敵対心は皆の心の奥底にあることは誰もが知っていることですが、それが社会を覆い尽くすとき、ろくな結果にならないこともみんな知っていると思いたいですが、そうでもなさそうな気配がちらほら漂っているのでしょうね。 

http://www.nytimes.com/slideshow/2010/01/17/arts/0117-abroad_index.html?ref=multimedia

 

「 ・ スイスは、昨年末(イスラム寺院の)尖塔建設を禁止する国民投票を可決して、少なからぬスイス人を含む多くのヨーロッパ人を愕然とさせた。(ポスターの言葉は「ストップ。尖塔建設禁止の国民投票にイエスを」)。

  

 

・ ヨーロッパに見られるプロパガンダは、民族主義的な法律の周辺に見られるとしても、まだちらほらあるだけである。イタリアでは、ベルルスコーニ首相の連立与党の一部である北部同盟が様々な反-移民運動のポスターを流通させている。(ポスターの言葉は、あなた方は移民政策の被害者だ、くらいの意味か? イタリア語は自信ありません。でも、なぜ、反移民のポスターにアメリカ原住民が登場するのか?  初めは判りませんでしたが、多分、下の言葉は「彼らは特別保護地域で(おとなしく)暮らしているではないか」位の意味だと思うので、それと同じように、黒人もイスラム系の人間もおとなしく自分たちの故郷で暮らせ、ということなんでしょうか? しかしまあ、人種差別など当然というような傲慢さがにじみ出ているようなポスター。まあ、ベルルスコーニをリーダーとする国にはお似合いといえばお似合いでしょうが。

・イギリスのネオナチ政党の国民党(National Party)は、最近、ヨーロッパ議会での議席を確保して、イギリスの政治指導者たちを大いに困惑させたが、ユニオン・ジャックからスイスの国旗に代えることで、尖塔禁止のポスターの効果を得ようとした。(ポスターにある「イギリスの労働者にイギリスでの職場を」は、「貧すれば右傾化」の典型。「反撃の時だ。俺たちが口にだすときは、本気だぜ」という恫喝のセリフが妙にフィットしている)。

・スイス人民党による、「より一層の安全のために」というスローガンが書かれたポスター。(一番マンガチックでありながら、一番残酷ですね。スイス人コエ~)。











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