So-net無料ブログ作成
検索選択
ブログパーツ

ねたきりの おばあちゃん [子供とともに(更新ほぼ停止中)]

 

 そもそもこういうブログを始めようと思ったのは、家庭内のことや子どものことを知ってもらいたいということではなく、子どもといっしょにいて、子どもであることを自分なりに追体験しようと思ったことに由来する。いくぶん高尚な動機かもしれないし、しかもけっこう難しかった。つい手近なことで済ませようとするわけで(まあ、それはそれで面白いんですがね)、その度が過ぎると当初の意図を失ってしまいかねなくなる。やや、この「玩物喪志」状態に陥りつつあったことを反省し、少し軌道修正。

 子どもには、折りに触れて詩を読み返すような人間になって欲しい。もちろん難しい詩である必要はない。子どもの頃、愛誦したものを何時までも忘れないでくれれば良いのである。ただこの分野について、私自身もそれほど詳しいわけではないので参考になるものを買ってはいたのだが、そんなことすっかり忘れていた。上で「反省」と書いたとき、そんなことが念頭にあった。

 その忘れていた一冊をさっきからめくっていて、良いなあと思う詩があったので紹介します。『子どもといっしょに読みたい詩100』(たんぽぽ出版)から、畑中圭一の「ねたきりの おばあちゃん」。元来は『いきいき日本語きいてェな』(かど創房)。

  「  ねたきりの おばあちゃん

                   畑中圭一

  うちのおばあちゃん ねたきりやねン

  おこづかい くれへんし

  おはなし してくれへんし

  どこぞへ つれてもろうてへんし

  なんにも してくれへん

  と おもうてたけど

  だいじなこと してくれてはる

  いっしょうけんめい いきるということや

  
  うちのおばあちゃん うごかれへんねン

  しゃべること でけへんし

  トイレも いかれへんし

  ひとりでたべることも ようせんし

  なんにも してはらへん

  と おもうてたけど

  だいじなこと してくれてはる 

  いつでも にこにこわらうということや  」   」

  

  

 










nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました