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食人の証拠? [海外メディア記事]

  紀元前5千年に成立していたと推定される村(現在のヘルクスハイム)の遺構からおびただしい数の人骨が発見されたようです。骨の状況から食人の可能性を指摘する人もいるようですが、たぶんそれはマスコミのセンセーショナリズムに迎合しているだけのような気がします。もうすでに農耕・牧畜の生活スタイルに移行しつつあった時代において、食人の習慣や必要性があったとはとても思えないからです。それはそうと、私などは、こういうわずかな手がかりから過去を復元していくという仕事にロマンを感じてしまいますね。
 

 『シュピーゲル』の原文は14枚の写真のスライド・ショー形式になっています。キャプションはすべて訳し、写真は5枚ほど紹介します。
 http://www.spiegel.de/fotostrecke/fotostrecke-49535.html



 「   ヘルクスハイムの人骨の遺構

1.「ヘルクスハイムの人間の頭蓋骨:保存状態が良い歯から認識できるのだが、たいていの死者は生前健康であった」。
1.jpg



2. 「人骨:ヘルクスハイムの居住者たちはすべての頭蓋骨をほとんど同じ仕方で加工した。彼らは、一種の容器ができるように骨を前後左右に叩き落した」。 3.「細かい作業: 骨は、動物を屠殺するときのように、同じ損傷を示している。考古学者は、死者がヘルクスハイムの住人によって食べられたのではないかという疑念を抱いている」。 4.「謎めいた発見物: ヘルクスハイムの遺構で見つけられたたいていの容器は、遠方からもちこまれたものである――パリの盆地やエルベ砂岩山地に由来するものもある」。 2.jpg 5.「恐ろしい発見;頭蓋骨はしばしば巣のように積み上げられ、それ以外の骨は乱雑に一緒くたにされていた」。 6.「屈葬:考古学者が完全に揃った骸骨を発見したのは稀だった。この骸骨は、屈葬状態で手付かずの鉢を副葬品として発見された」。 3.jpg 7.「発掘作業:ヘルクスハイムで考古学者たちは、これまで500体以上の骨を慎重に掘り出した。彼らの肉体は死後直後に骨からそぎ落とされたものと考えられる。考古学者は、さらに500体の死者を発見できると見込んでいる」。 7.jpg 8.「「コンプレックス9」での発見:砕かれた骨が、細かい陶器の破片に混ざって、所狭しと並んでいる」。 9.「小型の容器:陶器も――骨と同様――多くの小さな部分に砕かれ、穴に投げ込まれた」。 10.「ライン-マイン縞模様様式の容器:ヘルクスハイムの遺構から出土した容器は、(新石器時代の)ひも状土器文化の担い手たちが死者の墓に入れたものよりも品質が優れていることもしばしばあった」。 11.「頭蓋冠:このような骨の集め方はヘルクスハイムの発見現場にはよく見られた。しかし、肉をそぎ落とされた骨は、本当に、人間を食べた後の残りだったのか? 肉がただ骨から遠ざけられたのか、それとも実際に食べられたのかは、考古学的に証明されてはいない」。 12. 「ヘルクスハイムの発掘現場:骨は、10軒の家(それらから、現在のヘルクスハイムにあたる石器時代の村は成り立っていた)の周囲を円を描くような2つの道の遺構で見つかった」。 4.jpg 13. 「調理用のスプーンや攪拌棒の飾りがついた貯蔵用の容器:離れ離れになった破片をつなぎ合わせるのことは、考古学者にとって、しばしば根気のいるパズルのようなものである」。 14. 「ミニチュアのコップ:ひも状土器文化はという命名は、陶器の容器の装飾様式に由来する」      」 。
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