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デッドライン展 [海外メディア記事]

 現在、パリ近代美術館で“DEADLINE”という一風変わった作品展が開催されている。

 これは、余命わずかであることを宣告された画家が、死を意識しながら描いた作品ばかりを集めた展示会のようです。『ルポワン』誌のスライドショー形式の記事から3点ばかり紹介します。


EXPOSITION - Deadline : la mort, moteur de l'art
http://www.lepoint.fr/culture/2009-11-12/exposition-deadline-la-mort-moteur-de-l-art/249/2/1386/0/



 「 デッドライン展:芸術を動かす動因としての死

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「鳥の飛翔  ジル・アイヨーは、運動障害に苦しむようになると、囚われの動物を見限って、自由な鳥たちを描くようになった」。
(Gilles Aillaudでグーグルの画像検索をすると判りますが、なぜかこの画家は動物園の動物を好んで描いていたようです。それとは別個に、フェルメールの著作も著している。この鳥の飛翔には、フェルメールの絵のような静謐さが感じ取れます。 私には、祈りのような絵に見えるのですが)



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「 ジェームズ・リー・バイアーズ(James Lee Byars)の死 ジェームズ・リー・バイアーズは黄金の葉に敷き詰められた台を造り、(1994年に開催された)特別展の場を借りて自分自身の死を演出した」。

 (これは、1994年の特別展のときに画家自身が行ったパフォーマンスのようです。横たわっている画家の代わりに棺が置かれている「ジェームズ・リー・バイアーズの死」という作品もあるようで、今回の『デッドライン』展のポスターにも使われています(http://interactiv.montag-design.com/deadline2/ 画面が出たらクリックすると現われます)。けったいな人ですね)。



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「ハンス・ハルトゥンク(Hans Hartung) 心疾患のアクシデントでこん睡状態に一時陥った後は減退したが、彼は創造性に満ちあふれていた。彼はキャンバスに絵の具を噴射する手法を開発したが、それによって彼の動きは自由なものとなった」。 」。

(カンジンスキーに感化されて抽象絵画を描き始め、その初志を死ぬまで貫いた。実に若々しい。ここにあるのは力の躍動やエネルギーの噴出で、このような絵を描く人には成熟とか衰弱などという現象はないのでは、と思わせるほどです。したがって死の影も認めがたいので、この展示会に入れるのは少しそぐわないのでは? と一瞬思ってしまうのですが、主催者にしてみれば、こういう死の受容(=拒否)もあるのだということを示唆したいのでしょうか?)。

 

















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