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福田えりこガーディアン紙に語る [海外メディア記事]

 ガーディアン紙が福田えりこ氏を取材した記事を紹介します。特に目新しいものがあるわけではありませんが、日本の政治状況の変化を象徴する女性として福田えりこに注目したのはまっとうな選択のような気がします。


Female empowerment: How women are changing the face of Japanese politics
Justin McCurry in Tokyo 
guardian.co.uk, Sunday 25 October 2009 11.58 GMT
http://www.guardian.co.uk/world/2009/oct/25/eriko-fukuda-japan-women-politics

Eriko-Fukuda-smiles-after-001.jpg

高まる女性の政界進出:女性たちが日本の政治の外観を変えつつある

 女性の代議士の数が日本の憲政史上最高に達した今、福田えりこのような女性の議員たちが男性中心のシステムに挑んでいる。

  
 5年前の福田えりこだったら、人生は彼女にひどいカードしか配らなかったと考えたとしても許されただろう。彼女はその2年前に、汚染された血液凝固剤のおかげで子供の頃C型肝炎にかかっていたことを発見して以降、大学での学業を放棄していた。投薬と注射の副作用のおかげで体は弱り絶えず嘔吐をもよおしていた。18ヶ月間、その治療でウィルスが退散してくれることを願う以外にほとんどなすすべがなかったのである。

 日本の国会が明日再召集されるとき、もう健康になった28歳のこの女性は、8月に民主党を政権の座に就け、54年間連綿と続いた自由民主党の支配を終わらせた政界激変の最も注目される顔の一つとなるだろう。I


 彼女は、自民党の重鎮を向こうにまわして保守派の政治にうんざりした有権者にはっきりとアピールできる候補として、党の黒幕の小沢一郎に抜擢された26人の民主党女性新人の一人である。

 
 小沢のギャンブルは、政治的天才ともいえる一撃必殺の結果をもたらした。小沢ガールズ――メディアが彼女たちにそういうニックネームをつけたのは避けがたいことだった――は、衆議院で女性議員の占める割合を史上初めて10%以上に引き上げた。


 6ヶ月間悩んだ末に、福田は母親の不安を脇において小沢の提案を受け入れることに決めた。「党内の一個人として変化を見たいと思っていたのですが、自分が選挙に出たほうがその変化を起こすチャンスが高まるかなとか、私たちが一緒になってやれば日本の政治文化も変えられるかなと思いました」と彼女はガーディアン紙に語った。


 本来であれば、最初の立候補は落選という結果になったはずである。対立候補の久間章生はベテランの政治家であり、強力なコネクションをいくつももつ元閣僚で、日本の南西部にある長崎の選挙区でほぼ30年にわたって当選を果たしてきたのであるから。

 
 しかし、日本の有権者が日本の憲政史上かつてないほどの女性たちを国会に送り出した夜に勝利を収めたのは、元防衛大臣ではなく福田だった。女性議員は、衆議院の480議席のうち、改選前は43議席だったのに対して、今や56議席を占めるようになった(その比率はアメリカ、イギリスやその他の国の国会に比べるとまだ低いけれど)。


 「自民党に対する幻滅と、投票で政治の古いスタイルを壊すことができるという有権者の信念の組み合わせが、私を選ばせたのです」。彼女は、久間に対する勝利についてそう述べた。久間は祝辞のコメントをよこすことすらしなかった。「私に希望を寄せてくれるには大きな勇気が必要だったでしょうね」。

 
 自民党の対立候補と比べると軽量級に見られがちだが、福田は立候補することに同意した頃にはすでに、有権者の間ではなじみの顔になっていた。昨年、彼女がリーダーになり成功に終わった運動によって、政府は、1970年代から1990年代までに推定1万人の日本人にC型肝炎を感染させた血液製剤の配布を認可した責任を受け入れざるを得なかったからだ。 
   
 
 しかし議員への道のりは、彼女の健康を標的にした誹謗・中傷のキャンペーンによって妨害された。「反対派の人たちは、私に投票しても、議員活動ができるほど健康でいられるか判らないぞと言ったんです。これが負担になって私が倒れたらどうするんだって言うんです。有権者は私が元気いっぱいに選挙区を走り回っている姿を見ているのですから、ばかばかしいですよね」。


 他の新人議員でバツの悪い政界進出をした者もいた。タブロイド紙は田中美絵子のカラフルな過去について興奮して書きたてた。彼女は33歳の民主党議員だが、その経歴にはカルト・ホラー映画『盲獣VS一寸法師』にセミ・ヌードで出演したことや、セックス産業でジャーナリストとして仕事をしていたことなども含まれていた。


 福田は、彼女やその同僚たちが、事あるごとに小沢の指令を待ちながら、非公式の議員連合として行動するだろうという推測には気色ばんで反論した。「私は、私たちが一つのグループとして考えられることを望んでいません」と彼女は言った。「私たちは、協調しながら同時に自分が一個の個人であることを証明できると思っています」。


 「選挙期間中、若く経験のない女性たちの集団でいったい何ができるのかと言う人がいました。そういう態度は政治の場以外にもあるのですが、今は国会が女性に関係する問題にこれまで以上に敏感になって、子育てのコスト、仕事と家庭の両立、パート・タイム労働者の権利、健康や教育などの問題に取り組むべき時なのです」。









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そら

女性だけでなく、色々な立場の人が政治の場に参加して、日本という国が魅力のある国になるといいですね!
by そら (2009-10-29 20:52) 

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