So-net無料ブログ作成
検索選択
ブログパーツ

ダ・ヴィンチの真作発見か [海外メディア記事]

   現代の日暮里から、時空を飛び越えて、15世紀のフィレンツェへ。

   ダ・ヴィンチの真作の発見を伝える『フィガロ』紙の記事を紹介します。まだダ・ヴィンチ作と確定したわけではありませんが、以下の記事を読むと、真作であるのはほぼ間違いなさそうですね。

   この素描(『ミラノの美少女』)、ぱっと見たところ、あまりアピールするものがなく地味に見えるのですが、14で嫁いで(これは普通のことだったでしょうが)、その4ヵ月後に死んでしまうという薄幸の少女の運命を暗示しているようにも想像できます。実際、背後にどんな物語があったことか?

  この『ミラノの美少女』と、記事で引き合いに出されている『白貂を抱く貴婦人』を以下に示しておきます。

 
873aac9e-b80f-11de-a8ab-2fd8d928ab23.jpg

c4fcf082-b80f-11de-a8ab-2fd8d928ab23.jpg

Un portrait d'adolescente attribué à Leonard de Vinci

Constance Jamet (lefigaro.fr) 13/10/2009 | Mise à jour : 17:54

http://www.lefigaro.fr/culture/2009/10/13/03004-20091013ARTFIG00529-un-portrait-d-adolescente-attribue-a-leonard-de-vinci-.php


「 とある少女の肖像画がレオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる

 かつて16世紀ドイツの画家の作品と見なされていたこの素描の上にある指紋が発見されたのだが、それはフィレンツェの巨匠の指紋であるという。このニュースによって、この作品は何と…1億ドルの値がつくという。


 ダ・ヴィンチの未完の作品が1世紀ぶりに発見されたようだ。オックスフォード大学の美術史の名誉教授のマーチン・ケンプは、いままで16世紀初頭のドイツ学派の作品として分類されてきた若い女性を描いた素描が、実は、15世紀末にレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれたミラノ公の娘の肖像画であると断言したのだ。

 多くの証拠がこの仮説を強化していると、子牛の皮に描かれたこの素描をフランスの研究所リュミエール・テクノロジーのマルチ・スペクトラル・カメラにかけた専門家たちも断言する。素描上に認められたある指紋が、ヴァチカンにある『聖ジェローム』にダ・ヴィンチが残した指の指紋に「著しく似ている」と、関係者の証言から「アンティーク・トレード・ガゼット(Antiques Trade Gazette)」紙が暴露した。この肖像画で用いられた技術も、同様に、ダ・ヴィンチがほかの作品で用いた技術に似ているという。


 さらに、手のひらの跡が少女の首のところに発見された。ダ・ヴィンチは、肌のきめを真似たり陰翳をつけるためにこの技法を用いていた。この画のインクも白墨も左利きの人によって描きつけられたことを示しているが、ダ・ヴィンチも左利きだった。最後に、この素描は、ウィンザー城にあるダ・ヴィンチの『横顔の女性の肖像画』と数多くの類似点を示している。



 来年スウェーデンで展示予定
 

 マーチン・ケンプ教授によれば、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた若い女性は、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァとその夫人ベルナルディーナ・デ・コラーディスの娘ビアンカ・スフォルツァである可能性が高いという。このルネッサンスの画家は別に二人の公爵夫人を同じように描いていた。ケンプ教授は、この縦33センチ横22センチの肖像画は、ビアンカ・スフォルツァが、1496年14歳のときに、ミラノ公の軍隊の大尉に嫁ぐ結婚式の直前に描かれた、と推定する。少女は、結婚して4ヵ月後に亡くなった。

 この画が確かにダ・ヴィンチのものであるとすれば、その価値は1億ドルは超えるだろう。それがどれ位になろうと、現在の所有者のアマチュア美術愛好家であるカナダ人ピーター・シルヴァーマンが巨万の富を得るのは間違いない。彼は、この素描を2007年オークションで、19,000ドルで手に入れた。購入したとき、シルヴァーマンはこの画の美点に打たれた。彼によれば、それはあまりに美しいので、イタリアの巨匠たちにインスピレーションを得たドイツの画家の作品ではありえなかった。彼の直感はこの素描の背後にいる画家がフィレンツェの人であると告げた。ダ・ヴィンチの名前が彼の脳裏に浮かびさえしたそうである。来年、この肖像画はルネッサンスの画家たちを対象にした展示会という枠組みでスウェーデンで公開されることになっているが、そのときに皆さんも自分の意見を述べることができるようになるだろう。

 
 ダ・ヴィンチの多くの専門家は、確かにこのルネッサンスの画家が『ミラノの美少女』の作者であると信じている。「これは、『白貂を抱く貴婦人』が19世紀にダ・ヴィンチ作と認められて以降最も重要な発見となるでしょう」。「ペドレッティ・ダ・ヴィンチ研究協会(Fondation Pedretti for Leonardo studies
)」のカルロ・ペドレッティ会長は、「アンティーク・トレード・ガゼット」紙にそう打ち明けた」。


  




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: