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ドイツでも猛烈に広がっているオタク文化 [海外メディア記事]

 以前フランスでのマンガ・アニメの祭典を伝える記事を紹介しましたが(『ジャパン・エクスポ フランスを席巻するオタク文化』http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/archive/20090705)、どうやらドイツでも日本のオタク文化はかなり浸透しているようで、ドイツのカッセルで行われたマンガ・アニメの祭典を伝える記事を紹介します。あの『シュピーゲル』の記事なので、全体的に硬い感じですが。

 しかし、このマンガ・メッセ、なぜ「コンニチ("Connichi")」なんていう妙な名前がついているのか? 「文化」という言葉が多用されているのはいいとしても、最後のあたりで超法律的な意味で「文化」が持ち出されているのはいいことなのか? 等々疑問点もいくつかありました。


http://www.spiegel.de/kultur/gesellschaft/0,1518,650145,00.html

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「 青い髪、赤い目、日本のヒ-ローたち


 日常からかけ離れ色鮮やかであればあるほど良い:マンガという名前の日本発のコミックは、爆発するようなイメージの美学が命だ。ドイツ全土からやってきた何千というファンが、週末にカッセルで一堂に会した――もちろん、きらびやかな衣装に身をつつんで。
 
 カッセル――色鮮やかな髪、ほっそりした身体、そしてひときわ大きな目と小さな鼻が日本のコミックを見紛うことのないものにしている。ヒーローたちは奇妙な出来事に遭遇し、入り組んだファンタジーの世界を飛翔し、稲妻に打たれ、動物とおしゃべりし魔法にかけられる。


 マンガは、数年前から世界的な成功を収めている。日本ではすべての出版物の約40%がマンガであり、ドイツのコミック・ストアでは売上げの半分以上をマンガが占めることもしばしばである。それに由来するアニメも人気を博している。何世紀にも及ぶ日本の記号の伝統に起源をもつコミックのヒーローと同様に、マンガ購入者の大半は若く、女性が多い。ファンの3分の2は21歳以下であり、3分の2は女性である。

 週末に、カッセルの市民ホ-ルでマンガ界の祭典が、きらびやかで色鮮やかに行われた。何千というマンガやアニメのファンが、「コンニチ("Connichi")」というマンガ・メッセで最新の本やDVDを提供し合うために、全ドイツからやって来た。内容は、楽しい子供向けのコミックからハードボイルド風の政治的スリラーものまで多岐にわたる。

 ドイツでは、色使いのきれいな少女向けの本や動画がとりわけ好まれているが、その傾向も変わりつつあります、とメッセ企画者のヤニーナ・マイヤーは言った。「ファン層が増えて、だんだんシリアスなテーマを求めるようになってきました」。

 2002年にルートヴィクスハーフェンで行われた第一回目の「コンニチ」に来たファンは1500人だったが、去年カッセルにはその10倍ものファンが押しかけたのである。


 
 毛皮、ロケットスーツ、または女子高生の制服

 毒々しい緑の髪と波立つようなコート、しかもシッポや引きすそ付きのコート――それは、週末のカッセルでは、むしろ退屈な衣装だった。真のファンにとっては、毛皮やロケットスーツや皮製のボロ着、または女子高生の制服でなければならないのである。

 特に人気が高いのは『ヴァンパイア騎士』のヒロインのユキである。黒髪で、赤のコンタクトレンズを装着し、女子高生の制服のようなものを着た女性のファンが4人もヴァンパイア騎士の真似をしていた。「彼女は陽気でかわいらしいのに、まったくタフなの」と言うのは、ユキの格好をしたシュテファニー・フレーリヒ。ラインラント=プファルツ州のバートノイエナールから来た16歳のヴァネッサ・ニッケルは、「彼女はまったくセクシーでもあるのよ」と力説していた。

 ドイツでは、マンガは、豊満な胸、きつきつのブラウス、短いスカートなどが示唆するように、ほとんどいつも性的なものと関係ありと見られてきた。「しかしマンガは一世紀も続く文化なのです」と、イワタ・ユキコは怒ったように言う。「しかも元来は高度な文化だったのです」。この日本人の女性は関心が高まったことは嬉しいとしながら、こんな制服は日本では禁止されていますよ、と短いスカートを指しながら彼女は言った。「ドイツ人はちょっとやりすぎです」。



 「ワクワク感やドキドキ感といった感情――これ以上のものは望めない」
 
 ジェニファー・ハイングラインは定期的にマンガを読んでいる。「マンガはワクワク感やドキドキ感といった感情を与えてくれます――これ以上のものは望めませんね」。カッセルの「コンニチ」では変身欲求がそれに加わるんです、と22歳のジェニファーは言った。「マンガ文化は信じられない位ファンタジーに満ちていて、みんな自分の創造性をフルに発揮して、どんな馬鹿馬鹿しい衣装だって作っちゃうのよ」。


 ベルリンのシェーンヴァルトから来たナージャ・ストラルチクは、マンガ好きが高じて高校生のとき交換留学生として一年を日本で過ごした。「この文化は本当に刺激的で、私は今ではマンガを日本語でも読めますよ」。

 
 男性はむしろ技術的な興味からコミックに近づく。「僕たちは日本でしか出ていないアニメを手に入れて、ドイツ語の字幕をつけているんです」と言うのはフライブルクから来たマティアス・ベーハ。「一つの文について一時間も議論することもしばしばですが、それがまた楽しいんです」。

 その後コピーした映画を交換することには、法的問題は存在しないと共同翻訳者のディルク・マイヤーは言う。「この文化ではそれが当然なのです。ドイツでは、すぐに弁護士沙汰になるでしょうけど」。アニメの世界では、お勧めのメールのほうが先に来るのだという」。



















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