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肥満は地球にやさしくない [海外メディア記事]

 肥満と温暖化をリンクさせたこの研究は、さっそく、各国のメディアで取り上げられたようです。それだけ視点が斬新だった、ということでしょう。とりあえず、CNNのサイトからとりました。


http://www.cnn.com/2009/HEALTH/04/20/thin.global.warming/index.html


「痩せているほうが、地球温暖化の抑止には良い

 スマートなほうがいい理由がまた一つ出現した。新たな研究によると、痩せた人のほうが、地球温暖化に対する貢献度は低い、というのである。

 ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究者たちが公表した研究によると、食糧生産や輸送の要因を考えるならば、体重の重い人々からなる集団は、軽い人々からなる集団に比べ、地球にとって有害なガスを放出していることになる。

 
 重い人々を動かすにはより多くのエネルギーが必要であるならば、重い人々の輸送にはより多くの燃料が必要であり、それによりより多くの温室効果ガスが発生する、と研究者たちは記す。


 「主なメッセージは、痩せたままでいようということ。自分の健康にもいいし、地球の健康にもいいのですから」。そう言うのは、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の上級講師フィル・エドワーズ。

 この研究が地球温暖化問題に対するこうした新たなアプローチを提供する折りも折り、合衆国の国会議員が気候変動に関する立法の今後を議論することになっている。今週、米国下院エネルギーおよび商業対策委員会が、エネルギーと気候の包括的法案についての議論を開始する予定になっている。金曜日には、環境保護庁が6種類の温室効果ガスが健康被害を与える可能性があるとの声明を発表したが、この声明によりそれらのガスの規制が促進されることになるだろう。


 世界規模で見れば10億人以上の成人が太りすぎであり、約3億人が肥満である、と研究は述べる。一般的にいって、肥満の尺度の一つである肥満指数(body mass index=BMI)は、中国からヨーロッパ、アメリカに至るまでの世界中の大半の国で増加傾向にある。


 BMIが増加するのは食事と自動車による移動がどこでも手に入るからである、とエドワーズは言う。人々は30年前ほどは活動的でなくなったし、ファストフードの広がりが人々に与えたのは、健康的でない高エネルギーのオプションであった。
 
 統計的方法を使い、研究者たちは、1970年代の英国でのBMIの分布状況―その時、肥満とされたのは全人口の3.5%―
を、2010年の英国のBMIの分布状況の予測値(肥満率を40%として)と比較した。

 
 「環境に対するインパクトという点では、スリムな集団のほうが二酸化炭素排出量はずっと少なかったのです」とエドワードは言う。


 研究によると、40%の人が肥満である集団は、3.5%の人が肥満である集団に比べて、その全エネルギー消費のために、19%も多くの食料エネルギーを必要としているという。


 食料消費が19%増加するということを言い換えてみれば、温室効果ガスの排出量が2億7千万トン増加する、ということであると研究は言う。


 「この発見は意義深いもので、体重を減らすことが、個人の健康を著しく増進するのみならず、地球に対して多大な貢献をすることを明らかにしてくれたのです」と語るのは、この研究に参加はしなかったが、コロンビア大学公衆衛生学部の準教授パトリック・キーニー。

 肥満率という点では、合衆国はこの研究のモデルとなった国と大差がない。マイヨ・クリニックによると、わが国は肥満の人を33.3パーセントも抱えている。


 エドワーズによると、政府は国民がもっと活発に体を動かすように促進する責任があることをこの研究は示唆しているというのである。自転車を使ったり歩いたりして、体を使って移動すれば健康的な体重を維持することに役立つが、そのためには道路が安全である必要がある、と彼は言う。


 「もし政府が、自らの体を使った通勤や通学を促進したいならば、そのほうが環境にも個人の健康にも良いと思いますが、そのためには、環境を、そうしても安全であるようにする必要があります」と彼は言う。


 気候変動が世界的大問題として人々の関心の的になったのは最近のことだが、化石燃料と体内にある脂肪との関連について学者が思いをめぐらしたのは、今回が初めてではない。

 
 1978年は合衆国がオイル・ショックを経験した年だったが、その年に『全米公衆衛生ジャーナル』に載った研究は、全米の18歳から79歳の太りすぎの人が皆その人の最適な体重になったとしたら、それによって節約されるエネルギーは、ガソリン13億ガロンに等しいだろう、ということを示していた。

 
 ダイエットの期間が終わった後は、約7億5千万ガロンのガソリンが毎年節約されることになるのです、と言うのはイリノイ大学の教授ブルース・ハノンと、今はアリゾナ大学名誉教授のティモシー・ローマンである。

 
 今日、研究の示すところによると、肥満の蔓延のために合衆国は、年間、約1千億ドルもの負担を強いられている、と述べるのは、『公衆衛生と社会正義』というウェブ・サイトを運営しているポートランド州立大学のマーチン・ドノヒュー博士。エネルギー消費という点で見ると、平均的な食べ物があなたの食卓のところにたどり着くまでに1500マイルかかっているのです、と彼は言う。


 肥満を抑える対策としては、学校でもっと健康的な食事を提供したり、食べ物のパッケージやメニューに栄養の情報を記載したり、トランス脂肪を禁止することがあげられます、と彼は言う」。


 






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