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男より女のほうが生き残る価値がある [海外メディア記事]

 記事の題名だけを見れば、男女の産み分けに温度が関係しているという早とちりをする人も出てくるかもしれませんが、そういう場合によっては人の関心を強くひきつけるような実際的な話題ではありません。

 結論は、最後の数行を読めば書いてあって、ナヴァラ博士の研究はさほど重要ではないような…。進化論的に単純化して言うと、男より女のほうが生き残る価値がある。これが結論です。

 しかし、そりゃ、進化論的に言えば、女性のほうが重要に決まっています。何といっても、進化論にとっては、子孫を増やすという観点が、すべてに優先する観点ですから。そういう意味では、この記事は当たり前のことを述べているにすぎないように思います。一応、BBCの記事なんですがね(http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7972993.stm)。


(付記 : しかし考えてみれば、「困難な時代に直面しているときは、男児より女児が多く生まれる傾向がある」ということは、どうやら真実らしいので、ここには深い意味があるのかもしれない、と考え直した次第です。しかし、その先のことに関しては、各自で考察をお楽しみください)。



「 暑い気候は女児を生みだす


 熱帯に住む人々は、世界のそれ以外の地域に住む人々と比べ、より多くの女児を生むということが研究の結果判明した。


 結局はより暑い気候かより多くの日数に帰着するかもしれない。アメリカの研究者クリスチャン・ナヴァラ博士は王立協会の会報『バイオロジー・レターズ』でそう述べている。

 気候が流産の率や精子の性質を変えるのかもしれない、と彼女は語る。


 あるいは、赤道付近に住んでいるならば、男児より女児を多く生むほうが進化の上で何らかの利点があるのかもしれない。

 専門家は、地球上で男児と女児の出生率に地域的な差があることはすでに知っていた。

 このことのある部分は社会的に説明できるが―中国のような国では、男児が優遇され、出生前の女児の多くが人工的に中絶される―、自然のプロセスが作用しているのである。

 研究の示唆するところでは、女性の(妊娠3カ月以後の)胎児は男性の胎児ほど脆弱ではなく、環境が妊娠中の女性に対して及ぼす影響は男性の胎児の方により波及するのだという。

 戦争を含め、環境からのストレスが極端になる時代では、女児の出生率は男児の出生率を凌駕するのである。


 多岐にわたる変数

 
 専門家は、緯度も影響を及ぼすのではとにらんでいる。過去の研究が示すことは、男児を生む確率は、南に行くほど高まるというものだったが―ただし、これはヨーロッパでの話。多岐にわたる変数、いくつかをあげれば、文化や社会や経済などの変数があるので、地域を孤立状態で取り上げてみて結論を引き出すことは難しい。

 ジョージア大学のナヴァラ博士は、10年間にわたり202の国の出生時における男女比を見て、国家間、大陸間の社会-経済的格差を考慮に入れることによって、グローバルな観点を得ようと試みた。

 
 一般的に認められたグローバルな平均値は、やや男性に偏っていて、女性100人に対して男性106人、すなわち男性51.5%という平均値である。

 「男性より女性を多く生み出す世界で唯一の国が中央アフリカ共和国なのです」と、彼女はBBCネットワーク・アフリカに語った。

 研究中にナヴァラ博士は、赤道に近い国々では、男児の出生数が温暖な気候帯(51.1%)や亜極地の国々(51.3%)よりもかなり低いことを発見した。

 このパターンは、「ライフ・スタイルや社会-経済の状態が大陸ごとに著しく違う」にもかかわらず、当てはまるものであった。

 「この結果は人類が利用した適応上の戦略を示しているのかもしれませんし、適応とは関係のない別の戦略があるのかもしれません。

 ひょっとしたら、男性の射精の質とか流産率が、緯度が変わると変化するのかもしれません」と彼女は言う。



 生き残りにとっての利点


 男女比のパターンの研究を専門にしてきたユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのビル・ジェイムズ博士によると、ナヴァラ博士が見いだした違いは統計的に有意ではあるが、出生時における男女比に結びつけられてきた別の要因ほど意味あるものではないのだという。

 「一般的には、困難な時代に直面しているときは、男児より女児が多く生まれる傾向があります。例外はありますよ。

 たとえば、B型肝炎ウィルスをもつ女性は、男児を生む確率のほうが高いのです。妊娠中に子癇前症にかかる女性もそうです」。

 男女比の変化は進化論的に説明できる、と彼は言った 。

 「哺乳類の場合、子孫を残す成功の度合いに関しては、オスの方がバラツキが大きいのです。

 子孫をたくさん残すオスもいれば、全然残さないオスもいますが、たいていのメスは少なくとも一つの子孫は残すでしょう。

 平穏な時代ならば、何人も子供を生めるような女性が男児を生んでも割りに合うでしょう。その男児が彼女に孫を何人も与えてくれるかもしれないからです。

 しかし、時代が困難で女性が何人も子供を生めないならば、女児を生む方が良いのです。そうすれば少なくとも一人の孫が得られますからね」。
 




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