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熱海のホテル・ミクラスへ [雑感]

 小学校の入学準備にもまだ時間がある土曜・日曜の二日間、子育ての垢を落とすべく、熱海のホテル・ミクラスへ。

 おもに妻へのねぎらいの意味をこめて、「アロマトリートメントスパ」で有名なこのホテルを選んだというのは理由の後づけで、『蓬莱』の予約が取れなかったからこっちにしただけなのだが。とりあえず「スーパービュー踊り子」で熱海に。

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  家族でこっちに来るのは久しぶり。出産前の正月に『ミラドー』に来て以来か。『ミクラス』が出来たのが07年1月だそうだから、当然利用するのは初めて。HPで見た限りではバブリーな感じがプンプン、それに、若い女性をターゲットにしたであろうこのホテルのコンセプトに、子連れのファミリーで行って大丈夫だろうかという不安もあったのだが・・・

 途中は省略して、いきなりホテルのロビーから話を始めよう。すこしホテルの品定めみたいなことをしてみたいと思う。

  ホテルの謳い文句には「日常からのOFFと、日常へのONがクロスオーバーするロビー。寛ぎの予感と、再輝の余韻が、独特の空気感を漂わせます」とあるが、確かにそう言われてみればそうかもというロビー。

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  客室としては最上階になる12階の部屋に通される。ツインのベットが二組ある部屋。奥の寝室の横には浴室があり何故か中がスケスケ。こういうのは流行なんだろうけど、いい趣味には思えない。

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 部屋から下を眺めるとこんな感じ。

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 窓際のところに座って判ったことが一つある。ここが、元来別だったホテルを改築してリニューアル・オープンしたことは知っていたが、その改築は全面的ではなく、8割程度だったようである。そのため、窓のサッシが古かったり(民家でも使われるような窓枠。回転式の鍵を回すと、窓がすぐ開いてしまうので、子供が近づかないように気を使った)、窓際に置かれたテーブルは、かなりシミが目立つ年代ものだったり。このご時勢で、ホテルをリニューアルするのはかなりの負担だっただろう。できれば、以前のホテルで使っていたものを使って負担を減らしたいという、涙ぐましい配慮がうかがえてしまう。一見、華美な外観を誇っているようで、意外にもろくも弱点をさらけ出しているようなところは、何となく同情してしまいたくなる。


 さて、食事までの時間、私と子供は海岸に行って砂遊び。妻は、「身も心もとろけるようなヒーリングステイを演出する極上の最新アロマトリートメント」。

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 このトリートメントは非常に良かったと言っていた(妻は、においに過敏で、こういうサービスはほとんど受けたことがない。簡単に言うと好きではないのだが、そんな妻が言うのだから、良い仕事をしているのだろうと思う)。ただ、あまりにも「利きすぎて」、夜になっても体のほてりが静まらず寝れなかったらしいが。

  
 波打ち際での砂遊びでびしょぬれになって帰った私と子供はそろって最上階13階の風呂に。ここの露天風呂は気持ちが良かった。熱海の海岸沿いの空気の清涼感といい眺望といい文句のつけようがなかった。誰もが不必要なくらいの長風呂になっていたようだ。

 食事は、ホテルの宣伝文句では次のように書かれている。「フランス料理ベースのこころとカラダに優しいお食事です。新鮮な魚貝類や有機野菜を中心に、地元産の四季折々の旬な食材をふんだんに使ったアンチエイジング・メニュー」。

 今になって判るのだが、このホテルは、確かに若い女性向けのコンセプトが基本なのだが、「アンチエイジング」という言葉が宣伝文句に何度も使われることから判るように、高齢者(の女性)を隠れたターゲットにしているし、ファミリーも除外していないという欲張りな(または、無節操な)方針で運営されているのである。だから、確かに女性だけのグループは何組かあったしカップルもチラホラいたけれど、年齢層は意外に高かったし、子連れも結構いた。確かに女性やカップルをもっと呼び込みたい。しかしそういう人達だけに焦点を絞るのは収益的に厳しいだろう。しかし従来どおりの営業ではジリ貧になるのは目に見えている。色々な経営上の判断が交錯する中での苦肉の策としての「アンチエイジングのフレンチ」なのだろうと思う。私は、窓際のシミの目立つテーブルと同様に、こういう苦心や苦労にはひそかに拍手したい方である。

 ちなみに、「フランス料理ベースのこころとカラダに優しいお食事」は、開始から2年と少し経過しているわけだが、とりあえずフレンチの素材を使ってみましたという域をまだ脱してはいないと思われた。朝食にはイベリコ豚のソーセージが出ていたが、食の焦点がどこにあるのか、いまだにはっきりしないのは良いこととは思えない。こういう折衷的な趣向でいつまでも乗り切れると思っているのだろうか? いや、それほど、東京に住む人間の舌を侮ってはいけないと、私は思う。子供にとても優しいサービスは好感がもてたけれど。

 子供用に作ってもらったプレートと、子供のためにナプキンで冠の折り紙をおってくれている給仕のスタッフ。

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 いつものように夫婦二人でワインを二本空けて、部屋に帰って私はすぐに寝た。いつもはずっと遅くまで寝ているのだが、何故か翌日は暗いうちに目が覚めた。わが子も、何故かほぼ同時に目覚め、二人で並んで、12階の部屋から、太陽が水平線上に姿を現わす様を見ることができた。又とない良い思い出になった。

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