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上野を少し歩く(連玉庵で蕎麦) [雑感]

  銀座線の上野広小路で降りて目的の店に向かうも、生憎の臨時休業。こういうのは困るし、この恨み晴らさでおくか~という気分になる。無目的に上野の盛り場をぶらつく。

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  あまりここら辺に詳しいわけでもないので、よく知っている店に急遽変更。

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  私が大学院生の頃バイトで小金がたまると、文芸春秋社のグルメ本を見て「これは」と思う店に行っては罪のない散財をしたものだが、独り者の学生にとっては、やはり蕎麦屋が一番入りやすかった。その中でも、この『蓮玉庵』はよく通ったほうだと思う。それは、当時、京成線沿線に住んでいて通学で乗り降りしたこともあって、上野が一番自分にとってなじみのある街だったからである(あるいは、ちょっと延長して銀座線の銀座まではなじみの街、ということにしておきたい。『ぽん太』、『室町砂場』、『神田川』、『誠』なんかにはよく行った)。結婚して浅草に転居して子供が出来てからは、場所的に近くなったが食べ歩きの機会が激減したので、どの店もご無沙汰状態であるが、たまに健在なのを発見すると、やっぱりな、頼もしい、という感慨が湧き出てくるのである。

 もっとも、『蓮玉庵』は、たまに立ち寄っている。しかし今日歩いていて気づいたのだが、この『蓮玉庵』のある通りは、一時期は風俗店だらけで、呼び込みもうるさくとても歩けたもんじゃなかったように記憶しているが、今日はそういう感じはしなかったなあ。呼び込みもいなかったような・・・。時間が早いので、たまたま? それとも、何か浄化作戦のようなものが進行中なのか?
 
 この店は外から見るとうらぶれて見えるかもしれないが、どうしてそうして、中はシックである。何せ「たまとあざむく」が屋号の由来ですからね、店内が汚いと名は体を表わさなくなってしまう。私は改装前の店にも入っているが、やはり小奇麗だったような記憶が。↓ は飾りの小物。天せいろを注文する。

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 『蓮玉庵』は『室町砂場』と並んで、私の食べ歩き体験の最も初期に属する、いわば、座標軸のゼロ点に位置しているような店なので、ことさら味がどうこう言うことはできないし主観的に解説不能である。それに、実は、入店したとき半分ほどの入りだったが、私以外は皆お酒で歓談していた。そんな中で一人酒を飲まないでいるのはやはり妙なもので、そそくさと店を出てきたので、味わっている暇がなかった(こんなのが傍にいちゃ、周囲にも迷惑だろうしね)。私は、一人のときは、店で酒は飲まないことにしている。
 しばらく歩くと、上野公園の入り口に差し掛かる。


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  あでやかな桜だ。今週末はもう花見でにぎわうだろうな。そう言えば、去年の花見の帰りは、家族三人で『蓮玉庵』に寄ったことを思い出した。かつて自分が一人できた店を、一軒一軒、家族で訪れる、なんてことになるのだろうか? しかしここら辺も変わった、あのオカマのたまり場の映画館も今じゃ・・・と思ったが、まだ健在だった。しかし、ヨドバシは建つし、ジュラクの古い建物ももはやない、あの怪しげな薬屋も今じゃ・・・と思ったが、しぶとく存在し続けている。やはり上野は一筋縄じゃいかない街である。

 
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