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ダイエットの方法は重要ではない [海外メディア記事]

 個人的には、ダイエットは興味のない分野ですが、結構大きく取り上げられているので紹介します。こういう研究や記事が出る背景として、どういうダイエットが一番いいのかについての議論や論争がアメリカ国内であるのでしょう。記事でも紹介されていますが、炭水化物の低減を強調するアトキンス法、低脂肪を謳うディーン・オーニッシュ法、動物性タンパクを低く抑える地中海ダイエット・・・こういう群雄割拠の戦国状態が一方にあって、それに対して、別にどれを選んでも大差ないという研究結果が出た、というのがこの記事の内容です。
 
 ちなみに、検索すればすぐ判りますが、アメリカで有名なこうしたダイエット方法は日本でもすでに紹介・導入されているみたいですね(あたりまえか)。あっという間に飛びついては、すぐに消費されて、すぐに見向きもされなくなるでしょう。納豆ダイエットは今は昔、何とかブート・キャンプも過去のもの、入れ替わり新たなものが紹介されすぐ飽きられるわけですが、生鮮食品のように賞味期限が短く、平家物語に劣らず栄枯盛衰に満ちている・・・
 この記事のもとになったのは、ハーバード大学のきちんとした研究ですが、この研究で、各種ダイエットの死命が制される・・・なんてことはないでしょうね、たぶん。理性的な判断でけりがつくなら、ダイエットの話題なんてとうの昔に消滅しているはずですから。

 ちなみに記事はニューヨーク・タイムズ。原文は以下のサイトで読むことができます(pop・upの辞書が使えますね。しかし、英・英辞書です。誰が使うんでしょう?)。
http://www.nytimes.com/2009/02/26/health/nutrition/26diet.html?ref=us

 「体重を減らそうと努力している人にとって、摂取量をカウントすべきは炭水化物なのか、たんぱく質なのか、脂肪なのかということは重要ではない。重要なのは、何らかの摂取量をカウントすればいいということなのである。

 この結果は、『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に水曜日発表された減量方法についてのこれまでで最大級の研究が明らかにしたことである。ボストンとバトン・ルージュの体重過多の成人800人以上に、脂肪、炭水化物、たんぱく質の違った組み合わせによってカロリーを減らす四つのダイエットのうちの一つを行ってもらった。各プランは、参加者の通常の食物摂取量から750カロリーをカットするものだったが、一日につき1200カロリーを下まわることがないよう配慮がなされた。

 ダイエットに名前はつけられていなかったが、各食事プランは、低炭水化物を強調するアトキンス法、低脂肪を謳うディーン・オーニッシュ法、動物性タンパクを低く抑える地中海ダイエットのような有名なダイエットの原理に、大まかな仕方で、基づくものであった。参加者は皆、集団か個人単位で行うカウンセリングを受けた。

 二年後、すべてのダイエット・グループは、指定されたダイエット法が何であれ、ほぼ同じ程度の体重減に成功した―同程度のリバウンドがあったが―。参加者の体重は、6ヶ月で平均13ポンド(5.897㌔)減らし、二年後には9ポンドの体重減と2インチ(約5センチ)のウェストサイズ減を維持していた。体重減の平均値は目ざましいものではなかったが、このダイエット・プランに参加した人の約15%は、この研究が終了するころには体重を10%以上減らしたのである。しかし、約一年後には、多くの参加者はもとの食事習慣の少なくともいくつかに戻っていた。

 ここから得られる教訓は、カロリー摂取を減らせば体重は減るが、その方法は重要ではないということである、と研究者たちは言う。

 これは、ダイエットの誇大広告を真っ向から否定するものです」と言うのは、この研究の著者で、ハーバード・スクール・オブ・パブリック・ヘルスで心臓病予防の教授のフランク・M・サックス博士。「この研究は、人々に、どんなダイエット法を続ければいいのかを考える上で多大な柔軟性を与えるものです」。

 サックス博士によれば、偏りを減らすために、研究者たちは、どれかのダイエットをよく知られた商業的な食事プランに結びつけることは避けたとのこと。カウンセリングでの面談に出ることはより良い体重減に結びついたが、そのことはすべてのダイエット実行者に当てはまるわけではなかった。あるグループでは、カウンセリングの面談には数回しか参加しなかったのに、大幅に体重を減らした人もいたのである。

 サックス博士によると、研究者にとっての本当の問いは、何らかのダイエットを続けられるかどうかに影響を及ぼす生物学的、心理学的、社会的要因は何かという問いである。

 「特定のダイエット・グループの結果は大したことではありませんが、個々人の行動の結果はとても大きいのです」とサックス博士は言う。「50ポンド体重が減った人もいれば、5ポンド増えた人もいます。どうしてそうなるのか、理解の糸口もない状態なのです。私の考えでは、これからの研究者の関心は実際のダイエットにではなく、こうした個々人の成功の最大の要因は何であるかを発見することに移っていくはずです」。


  
 
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