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会議ではもっといたずら書きをすべきだ [海外メディア記事]

 つまらない授業や会議などで、ノートや資料の紙にちょこっと落書きをする。誰にも経験があることだと思います。私なども、学校の教科書は漫画の書き込みで真っ黒だった記憶があります。誰もが大目に見る愚行、と思いがちですが、しかし専門の認知心理学者によれば、こうした落書きは、集中力を切らさないために、奨励されるべきなのだとか。なかなか面白い見解ですね。
イギリスガーディアン』誌の記事からです。原文はこちら↓
http://www.guardian.co.uk/science/2009/feb/27/doodling-doodles-boring-meetings-concentration


 「退屈な会議でのいたずら書きは奨励されるべきである

 会議でいたずら書きをしているところを見つかったならば、集中力を高めているだけですと、堂々と主張しよう。

 会議中に誰かがいたずら書きをしているのを見つけたら、しかめ面をするよりもっと書くように勧めるべきである。それは注意力を向上させるのだから、と心理学者は主張している。

 つまらない通話の細部を人はどれくらい記憶しているものなのかを比較した研究によると、終始いたずら書きをしていた人の方が、じっと耳を傾けていた人よりも多くの情報を記憶していた。

 プリマス大学の認知心理学者、ジャッキー・アンドレード博士の考えによると、退屈な会議から抜け出せなかったり詰らない会話に耳を傾けているとき、人々の心は、当然ながら、さまよい始める。

 「いたずら書きのような単純な作業は、空想をストップさせ、しかもメインの仕事のパフォーマンスに影響を及ぼすことはないのです」と語る。「日常の生活でも、いたずら書きのようなことは、みんなやっていることでしょう。こんなことしてちゃいけないと思うような不必要な気晴らしというよりも、退屈な仕事の本筋を見失わないようにするのに役立っているものなのですから」。

 アンドレード博士は、40人のボランティアに、2分半の単調な電話のメッセージを聞いて、パーティーに招待された人の名前をメモして下さい、と頼んだ。参加者の半分には、聞いている最中に、退屈を軽減するために、紙に書かれた形に陰影をつけてもいいですよと言っておいた。もっと創造的ないたずら書きよりも陰影をつける作業にしたのは、その方が自意識の働く余地が少ないからという理由だった。

 録音されたメッセージを聞いた後で、ボランティアには、どれくらい記憶しているかを見るために、抜き打ちの記憶テストが行われた。メッセージには、パーティーに行ける8人の名前、いけない人3人、そして8つの地名が含まれていた。

 『応用認知心理学ジャーナル』に寄稿した論文で、アンドレード博士は、いたずら書きをしたボランティアの方が、パーティーに参加できる人の名前を書き記す点においてどれほど成績が良かったか、そして後になって名前をより正確に思い出すことができたかを描写している。
 
 平均して、いたずら書きをしたグループは7.5の人名と地名を記憶していた。この数字は、比較対照のグループが記憶していた平均5.8よりも29%も良い数字であった。

 「もしつまらない会議にいるならば、あなたができる最善のことはそれをもっと興味深いものにしようとすることですが、もしそれが起こりそうにもない場合、最善の策はいたずら書きをすることです」と彼女は言う。

 「いたずら書きが集中力を保つのに役立つというよりも、空想にふけることは悪いということなのです。休日にどこに行こうかと思いめぐらすならば、それは、おそらくいたずら書きよりも認知の働きを必要とすることになる[ので、本筋の仕事から注意力がどんどん離れていってしまって失敗することになるかもしれない―訳者の補足]でしょうからね」。



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